機能性食品の安全性・機能性評価に関する勉強会・情報交換会

神戸大学大学院農学研究科

食の安全・安心科学センター

Research Center for Food Safety and Security,
Graduate School of Agricultural Science,
Kobe University

FSSlogo.jpg

機能性食品の安全性・機能性評価に関する勉強会・情報交換会

平成22年8月6日(金)15時~17時半
於:神戸大学大学院農学研究科

「プレバイオティクス」を融合した「シンバイオティクス」や「バイオジェニックス」といった効果を有するサプリメントなどのいわゆる健康食品が数え切れないほど流通しています。これらの中には、私たちの健康に有益であると唱えられながらも逆にその有害性が疑われる商品も含まれており、このことが消費者に不安や混乱をもたらしています。それ故に、食品の第三次機能のみならずその安全性をも保証する確固たる科学的根拠をもって、より安全な健康食品を市場へ供給することが今や必要不可欠となっています。そこで本センターでは、機能性食品の安全性・機能性評価に関する忌憚ない自由な情報交換を行う機会を設定させていただきました。

P8060290.JPG
「神戸大学バイオプロダクション次世代農工連携拠点(ibioK)事業」にて機能性食品の開発に取り組まれている学内研究者、企業の方々、またその活動に関心をもたれている方々、総勢16名にご参加いただきました。



はじめに、京都府立医科大学 特任教授 石川秀樹先生にご講演いただきました。
『機能性食品の安全性・機能性評価』

P8060294.JPG
P8060297.JPG

P8060338.JPG
P8060337.JPG

その後サントリー乳酸菌研究所の安田様、菊正宗酒造株式会社の高橋様、丸善製薬株式会社の桑原様より、機能性食品開発についての取り組み等についてご紹介いただきました。

P8060344.JPG
P8060360.JPG

P8060362.JPG

非常に活発なディスカッションが行われました。

P8060361.JPG
P8060354.JPG

一見、機能性食品は医薬品と違い法的な縛りが甘いと思われがちですが、実は大きなリスクが付帯していることが明らかになったように思います。機能性食品の開発現場においては、やはり現実的な安全性と機能性の担保が必要不可欠で、うかつにはとても世に製品を出すべきではない、出せないということも再確認できたと思います。そして、この安全性、機能性担保のためには、ヒトとその様々な疾病、健康傷害に携わる医学領域の先生方、臨床医師の先生方との密なる情報交換、恊働検証が必要であり重要であると考えます。
「機能性食品」と銘打ったものが氾濫する現況において、真の機能性食品とはなにか、議論、評価が、今後ますます活発で実り多きものとなりますよう、またこの分野の研究、開発がますます発展しますよう、願っております。

機能性食品勉強会.JPG