食の安全科学技術演習開講および実施報告

神戸大学大学院農学研究科

食の安全・安心科学センター

Research Center for Food Safety and Security,
Graduate School of Agricultural Science,
Kobe University

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食の安全科学技術演習開講および実施報告

平成29年8月21日(月)~8月31日(木)
於:農林水産消費安全技術センター(FAMIC)神戸センター

本年度も本学農学部の3回生以上を対象とした「食の安全科学技術演習」が8月21日(月)~8月31日(木)の2週間(月~金の9日間)、神戸市ポートアイランドに所在する農林水産消費安全技術センター(FAMIC)神戸センターで行われ、生産環境工学コース3名、応用生命化学コース2名の学生が履修しました。

第1日目午前中のオリエンテーションの後、延べ9日間の演習を行いました。

本演習を終えて、履修した学生さんの後輩へのメッセージは以下の通りです。

○本研修では、様々な分析に関わる実験を行うことができます。その中で、大学内で行う学生実験と大きく違うなと感じたことは、実験の目的がより明確である点と、実験結果の分析まで詳しく解説してもらえる点です。学生実験では、何のための実験なのか漠然としていたり、結果の解析は「考察」としてすべて自分で行わないといけなかったりということがありますが、本研修ではそういった部分も詳しく教えていただけます。少人数制ということもあり、分からないところは気軽に講師の方に質問できます。そのため、学生実験では物足りない、より深く実験内容や操作について理解を深めたいと考えている方にはとてもおすすめの研修です。

○今回の演習は様々な分析方法を学んだり、実験器具に触れることができたりと貴重な体験をすることができます。そのため、少しでも興味があるのならば参加してみることをお勧めします。

○九日間の集中講義ということで少し長く感じるかもしれないが、普段は体験できない実験にかかわれることは本当に良い機会であり、朝実験が始まるとすぐに夕方になってしまうくらい時間が短く感じた。また、少人数制であるので、わからないことや疑問点等をすぐに講師に聞くことができ、協力しつつかつ、自分のペースで学べたこともよかった。また、センターの方々は本当にやさしく丁寧に接してくださるので、化学や生物の知識があまりなくて不安だという方にもおすすめできる集中講義だと感じる。
説明を受けながら自分で操作するので、座学では学べない多くのことを学ぶことができた。

○この研修では、一つひとつの機械の仕組みや、操作方法を丁寧に教えて下さったり、休憩時間に業務のことや、その他いろいろな話を聞くことができました。操作を行う目的がはっきりしているため、理解をより深めることができます。普段使うことのできない実際の検査を行っている機械を触らせてもらえるだけでなく、少人数で行うため、受動的にならず、その場で疑問に思ったことをすぐ質問し、納得するまで説明してもらうことができました。研修で行った内容は、学生実験で行った内容もありましたが、同じ手法でも異なる器具や機械を用いて行う方法などを知ることができました。他に、FAMICで働いている人との交流もあり、業務の話や、公務員試験の話なども聞くことができます。この研修を受けて、将来の道が広がったと思います。公務員を目指している人や、実験の理解を深めたいと思っている人は、おすすめだと思います。夏休みの2週間が埋まってしまいますが、行って良かったと思える研修でした。

○本演習は、時間があり興味があるのならぜひ履修するべきであると思う。大学の学生実験では行ったことのない多くの実験を経験することができるからである。また、これは食工だけかもしれないが、教科書では見たことがあるが使ったことがない実験器具を実際に扱うことができるのでとても勉強になると思う。細かい作業などが多く、神経を使うので少し大変であるが様々な実験を行うことができ、丁寧に指導していただけるので実験が好きな人ならば楽しく、とても充実した9日間を過ごすことができると思う。

 わずか9日間の短期ではありましたが、履修生にとって大変充実した演習となりました。来年度以降も引き続き本演習は継続する予定です。
 本演習の企画・実施にあたりご尽力いただいたFAMIC神戸センターの職員の皆様に心より感謝いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。