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地域環境工学プログラムにおいて育成しようとする技術者像は以下のとおりです.

  • 「食料生産および環境保全の全般に関係する様々な問題を解決するための, 幅広い知識と情報分析能力を有する優秀な農業土木技術者および研究者」

そのために地域環境工学プログラムでは,次のような教育を提供することを基本理念としています.

  • 農業生産に必要な水資源・土地資源・農業施設を有効利用するために, 土木面を中心とした農業・農村システムの整備・保全・開発, 土壌や水質など環境の発信する情報の分析と処理を中心とする教育.
  • 地域環境工学プログラムが日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けることにより, これまで以上に農業土木学関連の技術業界において活躍する卒業生が増え, さらに国際的に通用する技術士(Professional Engineer; PE)として活躍できる教育.

地域環境工学プログラムでは,次のような学生を求めています.

  • 地域環境工学プログラムの定める学習・教育目標に積極的に取り組む意欲と能力を有する学生
  • 日本と世界の食料・環境問題に強い関心を持ち,持続型・循環型社会の実現を目指す学生
  • 高い倫理観と協調性を持ち,柔軟な発想を持つ学生
  • JABEEは(Japan Accreditation Board for EngineeringEducation: 日本技術者教育認定機構)の頭文字です.
  • 大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価します.
  • さらに,要求水準を満たしている教育プログラムの専門認定を行う非政府団体です.
  • 教育プログラムを修了したものに与えられる「技術者資格」を国際間で互いに 承認することが世界的な流れになっており,この協定をワシントンアコードといいます.
  • 日本は2005年に非英語圏国の第1号として加盟を果たしました.
  • 「JABEE認定教育プログラムが国際的な技術者資格取得の出発点となる」ことが国内外において認知されたことになります.

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