>写真館その19
(2009年度)

井口一家神戸帰還:井口純君(2005年度卒塾)が奥様の洋美さん(2002年度卒塾)とそしてご夫婦のマナ息子の晴鳳君と一緒に約3年ぶりに宮崎から神戸に戻ってきました。井口君は本学自然研究環の特命助教として黒髭塾の新たな先生として赴任されました。井口先生!どうぞよろしくお願いします。



塾長インド出張その1:4月6日から9日までインドのコルカタで開催された第13回汎太平洋新興感染症国際会議に塾長が参加し、演題発表をしました。会場はコルカタ市内の豪華なホテル、オビロイ・グランドホテルでした。イギリスの植民地時代は演劇場として使用されていたそうです。


塾長インド出張その2:国際会議の入り口の案内です。








塾長インド出張その3:講演場はホテルの大宴会場で「披露宴」形式のテーブル配置でした。







塾長インド出張その4:塾長は会議3日目にこの3月卒塾した徳永君が担当した「病原コレラ菌の新規DNAフィンガープリンティング法の開発」の演題発表をしました。





塾長インド出張その5:発表内容がかなり好評だったのでしょうか、お昼休みにはインド、バングラディシュ、マレーシアのコレラ疫学研究者が塾長のテーブルに集まってきました。




塾長インド出張その6:講演発表の休憩時間を利用して、大阪府立大学の山崎伸二先生の案内でホテル裏の市場をほんの少し「観光」させて頂きました。





塾長インド出張その7:市場はカレーの香辛料、ドブの匂い、香水やら獣の匂いが混ざったエキゾチックな雑踏でした。







塾長インド出張その8:そして人と売り物家畜が密接に接触する、まさにズーノシスの温床の様相を呈していました。








塾長インド出張その9:山崎先生は若かりしころコルカタに長期滞在されていた方でしたので、安心して「観光」することができました。山崎先生の「水先案内」ならぬ「お茶先案内」で高級なダージリン茶をリーズナブルなお値段で購入することができました。山崎先生、いろいろお世話頂き本当にありがとうございました。

塾長インド出張その10:日本領事館での晩餐会では、コレラ疫学の第一人者、現在はインド国立コレラおよび下痢症研究所所長のDr Nair (塾長の向かって左隣)、またコレラ臨床医療の第一人者Dr Clemens (写真左端), また大阪大学微生物研究所の飯田先生と歓談いたしました。




塾長加賀出張その1:去る5月15、16日に石川県加賀温泉にて開催された2009年度 乳酸菌・腸内細菌工学研究部会講演会に塾長が参加し 「 タンナーゼ産生細菌の探索とその利用への展望」の演題で講演いたしました。加賀温泉駅付近から残雪の白山が望めました。





塾長加賀出張その2:講演会は乳酸菌や腸内細菌の機能性を利用した新規の「物造り」の研究発表がたくさんあってとっても刺激になりました。(北海道大学大学院農学研究院応用生命科学部門 微生物生理学研究室の吹谷先生より写真提供)






塾長加賀出張その3:昼の部とうってかわって夕食後の情報交換会では参加者全員が宴会場で丹前姿で車座に座って非常にじつに活発な情報交換を深夜?、早朝?まで行いました。(北海道大学大学院農学研究院応用生命科学部門 微生物生理学研究室の吹谷先生より写真提供)。




塾長加賀出張その4:乳酸菌学会の前会長の東京農業大学の岡田早苗先生、また乳酸菌・腸内細菌工学研究部会の北海道大学の横田篤会長、多くの会員先生方とくったくのない楽しいお話をして懇親いたしました。皆様方お疲れさまでした。楽しい時をありがとうございました。来年の会では塾生を連れて参加いたしたいです。よろしく!(ルナジャパン 加藤祐司先生より写真提供)




西村さんの送別会その1:昨年10月より専属技術研究員として黒髭塾における新規プロバイオティクス開発に関わるHPLC解析やビフィズス菌株の凍結乾燥保存の作業を手伝って頂いた西村さんの送別会の模様です。








西村さんの送別会その2:HPLCの技術補助や凍結乾燥保存の作業に尽力していただきました。また、研究室の癒し的存在でもあった西村さん。そんな西村さんが御退任なされてしまうのはとても寂しいです。西村さん本当にお世話になりました。ありがとうございました。







第13回腸内細菌学会その1:6月11・12日に東京の北里大学薬学部にあるコンベンションホールにて第13回腸内細菌学会が開催されました。白金という閑静な土地に、黒髭塾からは塾長と梅川君が参加しました。




第13回腸内細菌学会その2:会場は多数の参加者で前から後ろまでほとんど満席の状態。立ち見の人もいるほどで、腸内細菌研究への研究者たちの注目の度合いが感じられます。





第13回腸内細菌学会その3:一般演題では、黒髭塾よりM2梅川君が口頭発表をいたしました。企業の研究グループも多い中、初めての発表にとても緊張していましたが、何とか無事に終えることができました。




第13回腸内細菌学会その4:フロアからも今後の研究の参考となる意見を頂き、よりいっそうの励みとなりました。




塾長野外サンプリングその1:7月の初めにタンナーゼ産生乳酸菌をつかった新規プロバイオティクス開発に資する研究の一環として恊働研究している広島の丸善製薬の研究員の方2名と一緒に静岡県の山奥にある川根村に検体サンプリングにいきました。


塾長野外サンプリングその2:川根町は大井川の上流域にあり、日本でも有数の「低発ガン率地域」として有名です。






塾長野外サンプリングその3:その原因はこの地域で生産される「川根茶」を地元のひとが常飲しているからではないかと考えられています。緑茶カテキンの抗酸化パワーによるものかもしれません。




塾長野外サンプリングその4:私たちはこのお茶プラス地元で喫食されている漬け物に含まれるタンナーゼ産生細菌の働きで緑茶カテキンがさらに腸管から吸収されやすいものに変換されているのではないか?と考えこの地域のスーパーやお土産やさんで販売されている漬け物検体を収集しました。


塾長野外サンプリングその5:地元のスーパーで販売されているキュウリのぬか漬け







塾長野外サンプリングその6:白菜や大根の漬け物類、どれもタンナーゼ産生細菌がいそうな雰囲気です。







塾長野外サンプリングその7:川根茶ワールドの締めくくりとして、この地域のお茶生産の歴史が学べる「フォーレなかかわね茶茗館」を訪問しました。サンプリングを先導して頂いた丸善製薬社研究員の桑原さん、林さんの点映です(遠すぎて済みません)




塾長野外サンプリングその8:サンプリングからの帰り道には大井川鉄道の名物の蒸気機関車に出会うことができました。山間にこだまする汽笛が時を40年以上巻き戻しました。塾長にとってとてもなつかしい響きでした。





井口先生大阪府公衛研訪問:6月下旬に科研の研究テーマに関する共同研究の打ち合わせのため井口先生が大阪府公衆衛生研究所の感染症部・細菌科を訪問しました。短い訪問でしたが、久米田科長、勢戸先生、田口先生をはじめ所員方々と有意義なDiscussionをさせて頂きました。これからの研究の進展がとても楽しみです。記念写真の一同背後に写る橋下知事もとても楽しみにされているように見えました。




勢戸先生出張講義その1:大阪府立公衆衛生研究所・感染症部細菌課・主任研究員の勢戸和子先生が出張講義に来られました。キャリアデザイン論という講義の一環で「食の安全を守る」というテーマで発表されました。






勢戸先生出張講義その2:会場は満席で、立ち見をする学生もいました。食品衛生を熱く語る先生の姿を見て、将来の自分の姿を重ねてみた学生も多かったのでは。







勢戸先生来塾:講義を終えられた後にご来塾いただきました。ささやかなレセプションパーティーを催しました。短い時間ではありましたが、楽しいひと時を過ごさせていただきました。またのご来塾、楽しみにお待ちしております。






森永乳業 肖先生来塾その1:ビフィズス菌学の権威である、森永乳業株式会社の研究所の肖先生が、黒ひげ塾にお越しくださいました。黒ひげ塾でのビフィズス菌学の取り組みをご紹介するため、塾生の尾崎、木島、梅川がパワーポイントにてプレゼンを行いました。




森永乳業肖先生来塾その2:プレゼンの中で、肖先生とたくさん意見交換をさせていただきました。普段は指摘されないような意見もいただくことができ、大変貴重な時間となりました。






森永乳業肖先生来塾その3:肖先生より、森永乳業の取り組み、現在までの研究成果について、教授していただきました。製品として扱われているビフィズス菌の特徴や、ビフィズス菌の花粉症や感染症に対する効果など、分かりやすくご説明いただき、学ぶことが多かったです。




森永乳業肖先生来塾その4:2時間余りという大変短い時間でしたが、たくさんのお話を伺うことができ、とても有意義な時間となりました。肖先生、本当にありがとうございました。学会等で再びお会いできる日を楽しみにしています。



塾長北大「帰省」(8月盆休み前):塾長が久方ぶりに母校北大を訪問し、北海道大学大学院農学研究院の小林教室のお世話で講演並びに「野外調査」を行いました。(詳細は小林教室のHPサイトhttp://www.agr.hokudai.ac.jp/anim/nutr/ に、また塾長の現地「野外調査」の模様は、http://www.youtube.com/watch?v=Gy5dJp6Ig0QのYou Tube サイトに動画掲載されています)




真鍋幸穂さん来塾その1:山口県中部家畜保健衛生所の病性鑑定室、細菌担当の真鍋幸穂さんがDNA fingerprintingの1つAmplified fragment length polymorphism (AFLP)を学びに来塾されました。Strepyococcus gallolyticusの分子疫学解析に用いる為であり、指導にあたったのは杉山です。




真鍋幸穂さん来塾その2:こちらはAFLPにより得られた全10株のバンドパターンです。バンド数は全体を通じてやや少なめですが、それでも株によるバンドパターンの差異が分かります。これから、杉山君にはもっと精度を上げていいデータを出せるよう努力を惜しまないで欲しいところです。




真鍋幸穂さん来塾その3:真鍋さんこの度は遠路はるばるご足労願いまして、大変有難うございました。実際に現場で活躍されている故、実験手技などは非常に参考になることが豊富で、大変貴重な時間を過ごせました。またの御来塾楽しみにしております。