Title: CAVE用VR可視化ソフトVFIVEとその固体地球科学への応用
Author: 陰山 聡

key words: Yin-Yang grid, VFIVE, Virtual Reality

Abstract: 
地球シミュレータセンターの固体地球シミュレーショングループは、
2003年度に本格的に発足したばかりの新しいグループである。
我々は、地球内部の構造とダイナミクスの解明を目指し、
地球シミュレータを用いた大規模な計算機シミュレーション研究と共に、
新しい格子系やシミュレーションアルゴリズムの開発\cite{kameyama:2004,yoshida:2004}、 
また仮想現実(VR)装置「BRAVE」を利用した先進的データ解析手法の開発などにも積極的に取り組んでいる。

講演では、最近我々が考案した球ジオメトリ用の新しい格子系「陰陽(インヤン)格子」\cite{kageyama:2004}を紹介し、
次にその陰陽格子を用いた地球ダイナモの結果を簡単に紹介した。
そして、球殻および箱形のジオメトリにおけるマントル対流のシミュレーション結果を
BRAVEを使って立体的かつ対話的に解析している様子をビデオを用いて紹介した。


BRAVEを用いた3次元シミュレーションの解析には我々が独自に開発したVRソフトVFIVE\cite{kageyama:2000}を利用している。
VFIVEはOpenGLとCAVE libraryを使って書かれた3万行ほどのC++プログラムである。
講演では、VFIVEの機能とその特徴、
そしてVFIVEを用いたVR可視化によって初めて見いだされた球殻マントル対流の空間構造についても紹介した。