ラジコンヘリコプターは通常、エルロン(左右の動き)とエレベータ(前後の動き)、スロットル(上下の動き)、ラダー(機体が回転する動き)の4つの動きを送信機で操縦します。一度にこの4つの動きを制御するのは、十分な操縦経験がないと難しく、ちょっとした操縦ミスでも機体のバランスが損なわれ墜落してしまいます。この装置は、人が操作しても制御しにくいラジコンヘリコプターを、画像処理の技術を使って人が操縦しないで空中で安定させようという試みです。 仕組みとしては、まず、機体に取り付けたカメラによって床のマーカを映します。映された画像は、無線で受信機を通してパソコンに送信します。パソコンでは送られた画像データからマーカに対する機体の姿勢と位置を計算し、それに応じた値を決定して、送信機に送信します。この操作を高速に程度行うことで、ヘリは人が操縦しなくてもバランスを保ち、空中で留まることができるのです。
「活用例として」
災害支援からエンターテイメントまで広い範囲で応用が考えられます。
・上空からの静止画、動画の撮影
・先導および案内役
・危険な場所の情報収集