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センターの設立趣旨

神戸大学-工学研究科応用化学専攻-膜工学グループ-松山秀人教授
センター長 兼
工学研究科 教授
松山 秀人
現在、膜技術は、水道水を浄化する中空糸膜、海水を淡水化する逆浸透膜、工業排水をろ過する分離膜など様々な形で産業化され、我々の生活に役立っています。

また、膜の材質・構造の高度化による分離機能の向上、触媒機能の付加など、膜技術は日進月歩で進んでおり、水のみならず、二酸化炭素や水素等のガス分離など産業への応用範囲も拡がっています。

今後、世界的な水資源の枯渇が心配されている中で、水の浄化・再利用の高度化のために膜の機能向上が重要になっている他、二酸化炭素の排出抑制、水素の生産時のガス分離など、環境問題の解決のためのキーテクノロジーとして膜工学が脚光を浴びています。 さらに分離膜のみならず、有機デバイスとしての薄膜、塗布膜あるいは触媒機能を有するメンブレンリアクターについても、環境・エネルギーの観点から多くの関心が集められています。

このような背景のもと、膜工学分野で世界的に先導的な役割を果たすために、神戸大学大学院工学研究科では、先端膜工学センターを設立いたしました。 本センターが目指す膜工学の世界的拠点形成は、国際競争力強化と環境・エネルギー問題解決のために必要不可欠であり、ぜひともこの分野での教育・研究を先導的に行っていきたいと考えています。

センターの役割

国際交流-先端膜工学センター-産業界