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メンバー紹介

廣明 秀一 Hiroaki Hidekazu

所属・職名医学研究科医科学専攻 構造生物学分野・教授
E-mail
TEL/FAX078(382)5813 / ---
研究室ホームページhttp://www.med.kobe-u.ac.jp/strbio/

研究テーマ

生命活動を理解する上で,その構成成分である蛋白質の「かたち」を調べることは大きな助けになる。蛋白質の重要な性質の一つは「分子認識」をすることである。蛋白質の水溶液中での構造や、他の分子との相互作用の様子を解析するのに適した核磁気共鳴法(NMR)を主に使って、特に疾病に関連する膜結合性蛋白質、膜埋め込み型蛋白質の構造機能解析を行う。加えて、X線結晶解析法や電子顕微鏡トモグラフィーなどを併用して、膜・蛋白質高次複合体の統合的全体像の解明を目指す。そのためには蛋白質と膜成分(ミセル、リポソーム)の相互作用を原子レベルで調べなければならないが、結晶化を達成することが困難であることが予想されるため、X線結晶解析学はこの目的にはあまり向かない。それでNMRを用いて、脂質結合蛋白質や膜構造変換蛋白質群の解析をおこなっていこうというのが本研究室の基本戦略である。研究対象の蛋白質群としては、リサイクリングエンドソーム、後期エンドソーム、マクロピノサイトーシス、および形質膜のプロトルージョンに関連する膜構造変換因子と、細胞接着因子やその内側で細胞骨格制御を行っている分子を予定している。

GCOE関連代表論文

  1. Kuwahara, Y., Ohno, A., Morii, T., Yokoyama, H., Matsui, I., Tochio, H., Shirakawa, M., and Hiroaki, H.
    The solution structure of the C-terminal domain of NfeD reveals a novel membrane-anchored OB-fold.
    Protein Sci. 17 1914-1924
  2. Goda, N., Tenno, T., Inomata, K., Shirakawa, M., and Hiroaki, H.
    Intracellular protein delivery activity of peptides derived from insulin-like growth factor binding proteins 3 and 5.
    Exp. Cell Res., 314 2352-2361. (2008.6)
  3. Inomata, K., Ohno, A., Tochio, H., Isogai, S., Tenno, T., Nakase, I., Takeuchi, T., Futaki, S., Ito, Y., Hiroaki, H., and Shirakawa, M.
    High-resolution multi-dimensional NMR spectroscopy of proteins in human cells.
    Nature, 458 106-109
  4. Kuwahara,Y., Unzai, S., Nagata, T., Hiroaki, Y., Yokoyama, H., Matsui, I., Ikegami, T., Fujiyoshi, Y., and Hiroaki. H.
    Unusual Thermal Disassembly of the SPFH Domain Oligomer from Pyrococcus horikoshii.
    Biophysical J, 97, in press (2009)