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リーダー挨拶

本拠点は、平成19年度グローバルCOEプログラム(生命科学分野)に採択されました。グローバルCOEプログラムは、その前身である21世紀COEプログラムと同様に、国の「国公私立大学を通じた大学教育改革支援プログラム」の一環として分類されています。あくまで研究中心であった21世紀COEプログラムに比較して、今回は若手研究者育成(大学院教育改革、若手研究者独立支援)が特に重要視されており、本拠点では、大学院教育においては、英文リサーチ・プロポーザルの審査により優秀者を選抜し、自主的研究費の支給と経済的支援及び適切な研究指導と教育を行う「膜生物学リサーチリーダー育成コース」、ならびに、若手研究者独立支援においては、従来型ポスドク制度に加え、トラックA(研究面での完全な独立を保障し、3又は5年後に評価を経てテニュアポスト(准教授)へ移行するテニュアトラック)とトラックB(中間のインキュベーション期間)の三段階システムなどのユニークなプログラムを実施します。しかし、創造性と国際活動能力を持つ世界トップレベルの若手研究者を育成するのですから、拠点の研究レベルが世界最高水準であり、しかも、若手研究者が拠点のシニア研究者との「知の相互作用」を通じて創造性を最大限に発揮できるための研究基盤と環境を構築することが、何よりも強く求められます。本拠点では、「統合的膜生物学」をキーワードに、生体膜に関わる多様な研究対象とアプローチを背景とする膜生物学分野の世界トップレベルの研究者が多数集結して異分野融合型の有機的連携を図り、脂質・タンパク質の巨大複合体としての高次膜形態の形成機構とそれに基づく高次膜機能の全貌を解明します。自由発想に基づく創造的研究によりブレークスルーを行うことを目指しており、優秀な人材の参集を心から歓迎いたします。


片岡 徹
医学系研究科医科学専攻・教授