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プログラム概要


目的・概要

拠点形成の目的

生体膜は、生命活動において極めて本質的な役割を担っている。本拠点形成の目的は、これまでの個々の機能分子に関する還元主義的な研究成果の蓄積を踏まえ、新たに生体膜を脂質・タンパク質からなる高次機能システム・場として統合的にとらえ直すことにより、その関与する生命現象をより高度なレベルで理解することである。このために、統合的膜生物学をキーワードに、生体膜に関わる多彩な研究対象とアプローチを背景とする世界最高水準の研究者を多数集結させて異分野融合型の有機的連携を図り、高次膜機能の全貌の解明とその共通原理の理解を目指すとともに、膜生物学に関する統合的な知識と方法論を身に付け、研究開発能力と国際的活動能力を併せ持つ若手研究者を育成する世界に例を見ない教育研究拠点を形成する。

拠点形成計画の概要

本計画では、統合的膜生物学の国際教育研究拠点を形成することにより、 (1) 研究対象として、細胞接着、膜輸送、細胞膜情報伝達、細胞運動など、(2) 研究手段として、タンパク質と脂質の生化学を中心に、分子細胞生物学、イメージング、構造生物学、数理モデルの構築とシミュレーション、発生生物学、といった生体膜に関わる多彩な研究対象とアプローチを背景とする膜生物学分野の世界最高水準の研究者を有機的に連携させ異分野融合型の創造的研究を推進する体制、並びに、部局・専攻を横断して膜生物学に関する広範な知識と方法論を体系的・総合的に身に付けた若手研究者を育成する体制を構築する。同時に、人材育成体制において、旧来の従属的・徒弟的な方式を改め、豊かな創造性及び研究開発能力と国際活動能力の育成を重視する方向に基本方針を転換する。これらの目標の達成のため、適切な運営マネージメント体制の下、研究活動推進方策並びに首尾一貫した大学院教育と若手研究者独立支援策を実施する。


期待される効果

  1. 自主的な研究・開発能力の育成
  2. 学生間の公正な競争的環境の醸成
  3. 創造性の源泉となる「膜生物学」に関する統合的な知識基盤の確立
  4. 研究リーダーとしての資質・能力の育成
  5. 国際的研究活動能力の育成


膜生物学のみならず独創的視点から生命科学の新領域を開拓する世界最高水準の研究者育成