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研究プロジェクト


  1. 高次膜形態の形成機構の解明:細胞はダイナミックに多様な形態を呈し、それに基づいて多彩な機能を発現する。この形態は基本的に生体膜と細胞骨格によって決定されており、多くのタンパク質や脂質の複合体により形成されている。本拠点では、この複合体を構成する分子群を同定し、各タンパク質間と各タンパク質―脂質間の相互作用を解析し、巨大複合体の全貌と高次膜形態の形成機構を解明する。
  2. 高次膜形態形成の制御機構の解明:高次膜形態の形成は、生体膜からの細胞内シグナルによっても制御されている。この膜のシグナル伝達機構に関与している多くのタンパク質や脂質もまた複合体を形成している。本拠点では、この複合体を構成する分子群を同定し、各タンパク質間と各タンパク質―脂質間の相互作用を解析し、巨大複合体の全貌と高次膜形態形成の制御機構を解明する。
  3. 高次膜機能の解明:高次膜形態を形成している分子は一方では、細胞の接着や極性形成、膜形態形成、膜輸送などの高次膜機能の発現にも関与しており、これらの分子の各タンパク質間と各タンパク質―脂質間の相互作用を解析して膜機能の発現機構を解明する。
  4. 高次膜形態の形成と機能発現のダイナミズムの解明:細胞の形態と機能は外界や細胞内の環境の変化によって極めてダイナミックに制御されている。外界の環境変化を最初に認知するのが生体膜であり、膜の高次の形態と機能のダイナミズムをイメージングやコンピユーターシミユレーションなどの最新の技術を用いて解明する。
  5. 生物学、医学、農学、工学への応用:得られた成果を直ちに、組織、臓器、個体形成などの発生生物学や神経科学、さらに膜の異常に基づく種々の病気の診断法や治療法などの医学や農学、さらに人工膜の合成などの工学への応用も試みる。