マリンエンジニアリング講座・動力エネルギーシステム工学教育研究分野

Power and Energy System Engineering

  「動力エネルギーシステム工学」研究教育分野では,船舶・海洋におけるエネルギー変換機器の基礎となる熱移動現象やエネルギー科学並びに船舶の動力源である低級炭化水素燃料の燃焼特性,機関性能,環境問題及び経済性との関わりについて論じ,舶用プラントの熱機関に関する教育研究を行います。
同分野は複数の研究室(内燃機関工学研究室熱工学研究室)及びその教員から構成されています。

当研究室について

その一つの研究室である劉教授の「熱工学研究室」では,原子炉・核融合炉に関して,高熱負荷における熱エネルギー変換に関する基礎的研究を中心に,ヘリウムガス強制対流熱伝達,沸騰熱伝達、強制流動沸騰および自然循環に関する研究等に取り組んでいます。
また,CFD計算コードFLUENT等を利用して高温ガスループを用いたヘリウムガスをはじめとする種々の気体を用いた流動伝熱に関する熱流体解析も行っています。

 主要設備としては,熱工学実験棟に設置された教育用設備に環境調和型先端コジェネレーションシステム及び強制対流実験装置があります。また、研究用設備として、多目的複合流動伝熱実験装置(高温ガスループ)及び強制対流熱伝達実験装置等があります。

また,社会貢献活動として,株式会社ES研にオブザーバとして参画し,熱工学に関する種々の研究成果の活用を図っている。


RESEARCH OBJECTIVE

 ・ ヘリウムガスを中心とする定常・非定常強制対流熱伝達に関する研究
 ・ 炭酸ガスの海洋溶解に関する研究
 ・ 膜沸騰熱伝達に関する研究
 ・ ヒートパイプの応用に関する研究
 ・ 減圧時の沸騰熱伝達に関する研究
 ・ 定常・非定常沸騰限界熱流束現象に関する研究
 ・ 強制対流膜沸騰熱伝達・強制流動沸騰限界熱流束に関する研究
 ・ FLUENT・PHOENICS・CFD2000等による種々の熱流体解析
    etc.

更新履歴

  • 2018年4月リニューアル

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