MMR オペレーションマニュアル写真集


1. 通電装置

1-1. 通電装置各部

1-1-1. 電源とコントローラ部

電源ユニット全体 電源ユニット全体。実際の運転になって、手順指示のテープなどが貼られている。 左半分の正面アップ
右半分の正面アップ 電源ユニット背面の配線のようす (全体図;テスト中で全部の配線が終わっていない段階) 電源ユニット背面の配線のようす(全体図)。 奥には、後部操舵室から外へ出てゆく部分が見える。
Transmitter と Power Unit 1, Ground の接続部(写真横向き) Power Unit 2 の接続部 電源から AC につながるスイッチ部の配線。 電源からスイッチにつながるケーブルの両端の接続状況は、 No1 が白とB、赤とA、No2 が黒とB、白とA。 なお、このあと接続部にはテープを巻いて保護。
Transmitter から電極側への接続部(写真横向き)

1-1-2. 電源から電極へのケーブル

後部操舵室から外にケーブルが出てゆくところ 電源からウインチに接続される部分。 ウインチから電極へ出て行く側(艫の側)。左の黄色いのがスリップリング。 スリップリングから、ウインチのワイヤ自体に電流を流すことになる。

1-1-3. 音響中継器 (FISH)

中継器取り付け金具と中継器 FISH と二つの電極(写真横向き) 金具に取り付けられた FISH(写真横向き)
ケーブルに結び付けられ、投入されようとしている中継器

1-1-4. 電極とベントス音響トランスポンダ

海に投入される直前の海底側電極全体図(写真横向き) 電極の下には 1t のおもりが下がっている 海面側電極投入準備(写真横向き)
電極と電極に接続されるケーブル

以下の5つの写真は接続作業がだいたい終わった海底側電極のまわりのようす

上になる方の側から見たところ。 手前にベントス音響トランスポンダ(黄色い球)が見える。(写真横向き) 下になるほうの側から見たところ。手前の輪におもりをつなぐことになる。銀色の筒が電極。 ベントス音響トランスポンダ
電極とウインチケーブルとの接続部分 電極とそれを括っているロープ

1-2. 機器設置作業

1-2-1. 電源とコントローラ周辺

1-2-1-1. 各種接続
グラウンドを筐体に接続
1-2-1-2. ダミーロード通電テスト
ダミーロードに通電してみるテスト。右下の筒状に電熱線を巻いてあるもの(白い物体)がダミーロード。 ダミーロードのアップ ダミーロードへの通電テスト中

1-2-2. ケーブル引き回し

電源側からのケーブルのウインチへの接続 海面側電極用ケーブルの引き回し

2. 測位系

2-1. 音響測距、SSBL

指揮室全景。右のパネルが SSBL のコントローラ、右下のパソコンで音響装置のコントロールを行う。 同左。少し角度が違うもの。 SSBL 操作と表示パネル
SSBL 結果表示パネル(写真横向き) 音響装置コントロールユニット(接続前) 通電時の指揮室のようす。音響装置コントロールユニットの上にコントロール用パソコンがあり、 床の上に船の位置を示すパソコンがある。
音響装置コントロール用パソコン画面 船の位置を示すパソコン画面

2-2. GPS

音響測距装置用 GPS アンテナ

3. OBEM

3-1. 組み立て手順に従って組みあがってゆく様子の写真集

3-1-1. センサー部とそのチェック

ガラス球の中に入るべきセンサー部。 斜め下から見た写真。3階建ての1階がフラックスゲートの磁場センサー、 2階が傾斜計、3階がデータ記録系となっている。 ガラス球の中に入るセンサー部。 上から見た写真。上から見ると3階のデータ記録系が見える。記憶媒体である フラッシュメモリなどが見える。 ガラス球の中に入れるセンサーのテスト

3-1-2. ガラス球に計測装置を入れて真空引き

ガラス球を組み立て作業台に置く。 この作業台の上で真空引き作業が行われる。 ガラス球を半球ずつ組立作業台に置いたところ。 半球の縁はホースを切り開いたもので保護してある。 ガラス球にセンサー部を入れる。センサー部をマジックテープでしっかり球に固定する。 (写真横向き)
上半球を重ねて、真空引きを行う。 真空引きは、二つの半球をきちんと接合させるために行うもの。真空引きチューブを 真空引き用の穴に押し当てている。 2つの半球の境目に隙間をきっちり 埋めるテープを貼る。これは押し付けて延ばし、ぴったり付くようにする。 さらにこの上にビニールテープを貼る。 出来上がったガラス球をオレンジ色のプラスチック容器に入れる。

3-1-3. 全体組み立て

部品が組み上がっていく様子

切り離し装置 OBEM を取り付ける枠 切り離し装置が取り付けられたおもり
枠に取り付けられたおもり センサー球と電源球を箱から取り出す センサー球と電源球を枠に載せたところ。手前の青いのがトランスポンダ。
トランスポンダを取り付けたところ 先取りブイを取り付けたところ さらにビーコンとフラッシャーを取り付けたところ
さらにビーコンの先にアンテナ棒を取り付けたところ 切り離し部にケーブルを接続したところ 電源ケーブルあたりのケーブルさばき
トランスポンダあたりのケーブルさばき(その1) トランスポンダあたりのケーブルさばき(その2) 電極をつけない OBM 完成図
電極の一組目 電極を二組目 電極パイプの留め具が滑るので、滑り止めのために幅広のビニールテープを1回巻く。
電極パイプに電極コードを通す ステンバンドで電極パイプ留め具を固定(試験的に投入したパイプだけ付けた OBEM では、留め具のネジが切れてしまっていたので補強した) 電極の腕を伸ばした OBEM がほぼ完成した図(ケーブルをさばいているところ)
電極パイプの先に取り付けられた電極 取り付けられたグラウンド電極

3-2. 投入と回収

3-2-1. OBEM 投入

OBEM 投入の図

3-2-2. OBEM 回収

OBEM を右舷から投げ縄で捕まえる OBEM を艫から回収


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