野外調査・サンプリング・観測・研究航海
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2021年度
かいめいKM21-05研究航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2021年7月19日〜8月1日 |
目的 |
鬼界カルデラにおける総合調査 |
メンバー |
島、松野、大塚、荒木、長屋、小畑 |
実施内容 |
①エアガン - OBS屈折法探査、②OBS(海底地震計)、OBM(海底磁力計)の回収、③OBEM(海底電位差磁力計)の設置 |
感想 |
2週間船に乗るという経験は初めてで不安でしたが、航海を無事に終えることができ、ほっとしています。出航前からOBEMの投入の準備を手伝わせていただき、その入念さに、はやくも観測の大変さを感じました。そのような入念な準備をしてもなお、海況の悪化による予定の大幅な変更や、海底の観測機器が浮上してこないトラブルなども発生するため、観測の難しさを実感しました。そのような状況に臨機応変に対応するために、研究者同士や運航側との意見交換を行うことがとても大切だと思いました。今回の航海では研究テーマである屈折法地震探査の様子やOBEMの投入を間近で見ることができました。とても貴重な経験をさせていただいたので、その経験を今後の研究に生かしていきたいと思います。(長屋) |
2020年度
深江丸第10次航海(鬼界カルデラ海域・大阪湾)
調査期間 |
2021年2月26日〜3月11日 |
目的 |
鬼界カルデラにおける総合調査、大阪湾断層調査 |
メンバー |
清杉、松野、大塚、井和丸、羽入、浜橋、中岡 |
実施内容 |
鬼界カルデラ海域では海底機器の回収と地磁気・地形調査、大阪湾では地形調査を行った |
よこすかYK20-18S研究航海(四国海盆中央部海域)
調査期間 |
2020年10月24日〜11月5日 |
目的 |
背弧海盆トランスフォーム断層から探る海洋地殻生産プロセスの時間変動:マドメガムリオン MOWALL |
メンバー |
近都 |
実施内容 |
「しんかい6500」による ①目視観察 ②水中カメラ観察・撮影 ③マニピュレータによる岩石・海底堆積物採取 ④地形・地磁気調査,「よこすか」による地形・地磁気調査 |
深江丸第9次航海(大阪湾・九州西方沖)
調査期間 |
2020年10月11日〜21日 |
目的 |
海底地形図作成・地磁気観測 |
実施内容 |
MBESを用いた地形調査・オーバーハウザー磁力計を用いた地磁気調査 |
かいめいKM20-E02研究航海(北海道十勝沖)
調査期間 |
2020年10月4日〜20日 |
目的 |
反射法地震探査 |
メンバー |
山口 |
実施内容 |
反射法地震探査 |
かいれいKR20-11次研究航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2020年9月24日〜10月13日 |
目的 |
海底機器の設置、ウェーブグライダー試験運転、ドレッジ、ピストンコア、海底地形・地磁気・重力調査 |
メンバー |
鈴木、杉岡、松野、中岡、大塚、荒木 |
感想 |
私が長期間乗船したのは今回が初めてになります。自分の研究内容は主に電磁気関係のコードの開発なので、観測そのものに関わることで実際に扱うデータまた、地震計の設置や岩石採取など自分のテーマとは違う分野の作業を間近で見ることで、地球科学が様々な方向でアプローチするものであるということを再認識しました。それらの分野のお仕事を手伝う機会もあったので、別の航海でも活かせるようなスキルの習得にもなりました。がどのように取得されるのかの勉強になりました。機器の準備や荷物の搬入にも多大なマンパワーと時間が費やされていて、観測データにかかっているコストの大きさを実感しました。 また、地震計の設置や岩石採取など自分のテーマとは違う分野の作業を間近で見ることで、地球科学が様々な方向でアプローチするものであるということを再認識しました。それらの分野のお仕事を手伝う機会もあったので、別の航海でも活かせるようなスキルの習得にもなりました。(荒木) |
2019年度
深江丸第8次航海(鬼界カルデラ海域・九州西方沖)
調査期間 |
2020年2月27日〜3月11日 |
目的 |
海底地形図作成・地磁気観測 |
実施内容 |
MBESを用いた地形調査・プロトン磁力計を用いた地磁気調査 |
ちきゅうCK20-S01航海 (Exp.912Leg2)(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2020年01月04日〜15日 |
目的 |
コアリング |
メンバー |
巽, 島, 金子, 鈴木, 山本, 清杉, 中岡, 羽入, 松野, 山口, 菊池 |
実施内容 |
コアリング |
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2019年10月10日〜24日 |
目的 |
海底機器の回収と設置、ROV調査、海底地形・地磁気調査 |
KS-19-17次研究航海(九州南方の鬼界海底カルデラ火山周辺海域ー薩摩硫黄島及び竹島周辺海域)
調査期間 |
2019年9月9日〜15日 |
目的 |
鬼界海底巨大カルデラ火山における二重カルデラ形成過程の解明 |
2018年度
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2019年2月27日〜3月11日 |
目的 |
海底機器の回収と設置、ROV調査、海底地形・地磁気調査 |
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2018年10月19日〜11月2日 |
目的 |
海底機器(OBEM/OBEMP)回収と設置、反射法地震探査、ROV調査、地形・地磁気調査 |
2017年度
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2018年3月2日〜14日 |
目的 |
海底機器の回収・設置、反射法地震探査、ROV探査、地形・地磁気調査。および、宮崎沖で海底機器の回収。 |
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2017年10月18日〜30日 |
目的 |
OBEMPの回収と設置、OBS設置と回収、ROV調査、反射法地震探査、海底地形・地磁気調査 |
2016年度
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2017年3月1日〜10日 |
目的 |
巨大カルデラ噴火を引き起こすマグマ供給系を明らかにするため |
深江丸航海(鬼界カルデラ海域)
調査期間 |
2016年10月13日〜31日 |
目的 |
巨大カルデラ噴火を引き起こすマグマ供給系を明らかにするため |
備考 |
深江丸探査航海 前半速報 |
2015年度
白鳳丸KH-15-5次研究航海(インド洋海域)
調査期間 |
2016年1月16日〜27日 |
目的 |
中央インド洋海嶺の総合探査・海洋性地殻形成プロセスと熱水循環系の研究のため |
メンバー |
島、中東、岡本、小林、古川 |
感想 |
今回乗船させていただき、海底のデータを得ることがいかに大変かがよく分かりました。機器が海中でうまく作動するには船上での念入りな準備が必要で、海中に入れている間も常に見ておかなければなりません。私は船上の準備でさえ状況についていくのが精一杯で、ログを取ることも難しかったです。ただ、この磁力計が何千メートルも深くを旅してデータを記録してきてくれることはすごいことだと思いながら準備をしていました。今回の航海では岩石や採水の班の機械や試料を見せていただき、とても良い機会になりました。特に、海底から引き上げた岩石は固まり方による違いを見ることができて面白かったです。採水機の投入も見せていただき、一度の投入で様々な深さの海水を取って比較ができるので面白そうだと思いました。今回の航海で多くの貴重な経験をさせていただきました。(古川) |
第30海工丸調査航海(日本海海域)
調査期間 |
2015年8月9日〜12日 |
目的 |
日本海での海底地震観測作業 |
メンバー |
中東 |
長崎大学「長崎丸」調査航海(種子島周辺海域)
調査期間 |
2015年7月1日〜8日 |
目的 |
種子島周辺海域で海底地震観測作業 |
メンバー |
中東、古川 |