研究概要

 植物は、光合成という全地球上の生物存在を支える生理機能を持っています。その光合成のおかげで、私たち動物のように食糧を探して歩き回る必要がなくなりました。動く必要がなくなった植物ですが、根を生やした場所の環境が変化して、生存に都合が悪くなった時に、そこから逃げ出すことが出来なくなっています。
 動かない植物にとって、周りの環境変化に関わらず、自分の体内環境を一定に維持することは、動物以上に重要で、そのために外部環境を感知する様々な感覚と、それに応じて体内環境を調節するホメオスタシス機構を持っていることが知られています。
 私達の研究室では、この植物の持つ環境感覚とホメオスタシスがどのような機構で働いているかを明らかにすることを目指しています。