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神戸大学大学院 保健学研究科 パブリックヘルス領域 国際感染症対策分野

ウイルス学研究室

Section of Virology, Division of Global Infectious Diseases, Department of Public Health, Kobe University Graduate School of Health Sciences

  人材育成: HIV/AIDSやデングに関する研究課題の実施を通じて、若手研究者の育成を目指します。また、以下の講義および実習を通じて、大学生、大学院生の教育に携わっています。  
       
       
  医学部保健学科:  
 
  ウイルス学 ウイルスの分類や形態、感染機構や発病機構、宿主のウイルス感染に対する生体防御機構、ウイルス感染の予防法や治療法などについて解説します。  
       
  ウイルス検査学 ウイルス分離や同定、血清診断などウイルス検査法の原理について解説します。  
       
  ウイルス検査学実習 ウイルス学、ウイルス検査学の講義内容に基づき、生のウイルスと培養細胞を用いた感染実験をおこないます。感染により生じる様々な現象を観察してもらい、また、実際のウイルス検査に関する知識と技術を取得してもらいます。  
       
  国際感染症論 オムニバス形式の講義の一部を分担して、ウイルス感染症のアウトブレイク事例を紹介します。  
       
  生命科学トピックス オムニバス形式の講義の一部を分担して、感染症分野における遺伝子診断について、また、ウイルスベクターの開発や応用について解説します。  
       
  感染・免疫学 オムニバス形式の講義の一部を分担して、ウイルス感染症や予防法などについて解説します。  
       
  国際保健 オムニバス形式の講義の一部を分担して、開発途上国での国際協力の実際、開発途上国でおこなわれている感染症対策などの国際協力について解説します。  
       
  検査情報解析学 ウイルス学・ウイルス検査学に関わる検査情報について解説します。  
       
  生化学(看護学、理学療法学専攻) 生体にはどのような物質が存在し、それらがどのように生体を構成しているのか、また生体の様々な働きがそれらの物質のどのような化学反応によりなされているのかを解説します。  
       
  全学共通授業科目:    
       
  保健学A オムニバス形式の講義の一部を分担して、ウイルス感染症をはじめとする感染性疾患の基礎知識を解説します。また、最近話題の感染症、HIV感染症やウイルス性肝炎などの血液媒介性感染症、呼吸器感染症、蚊媒介性感染症などについて解説します。  
       
       
  保健学研究科:    
       
  感染症学特講 I & II オムニバス形式の講義の一部を分担する形で、最近話題のウイルス感染症を取り上げ、ウイルスの特徴、伝播経路、病原性、予防対策、疫学情報などについて包括的に解説します。  
       
  ウイルス学演習 I & II ウイルス学に関する原著論文の内容を受講者に発表してもらい、発表内容についての討論をおこないます。演習を通じて、学術論文からの情報抽出やプレゼンテーションの方法を学んでもらいます。  
       
  医学研究科:    
     
  微生物感染症学特論(BMS専攻) オムニバス形式の講義の一部を分担して、HIV感染症について解説します。  
       
       
  国際協力研究科:    
       
  感染症対策論 オムニバス形式の講義により、国際保健における重要な感染症について、感染症学の基礎(寄生虫、ウイルス、細菌の生物学的特徴、感染様式、病態、検査・治療)に加え、理論疫学の手法、流行地における研究法、ワクチン・薬剤開発の現状、トランスレーショナルリサーチなど具体例とともに紹介します。(保健学研究科・感染症学特講 I & IIと同時開講します)