Le Clou(る・くる)
3 rue du Chaudron, Strasbourg, France
ストラスブールに住んでおられる方ならば、頻繁に訪れるのもさほど難しくありませんが、
日本からだとちょっと。誤解を恐れずに言えば、フランス・アルザスの庶民料理の店です。
ストラスブールで最もお勧めできるレストラン(Winstubを名のられています)のひとつだと
思っています。ベッコフやシュクールートも美味しいですけど、ポトフはいかがでしょうか。
驚いたことにこの店には日本語のメニューがありました(随分と教養のある方が訳されたみたいで、
ポトフが「西洋おでん」と書かれていました。ポトフとおでんを同質の材料からつくって
比較研究をしたこともあったので、この訳し方には脱帽)。ジャガイモ、人参、
どちらも日本のものとは感じが違いますけど、香ばしさもあっておいしいです。
大きな二切れの豚肉、ひとつでも十分に満足できそうなのですけど。私はこちらのレフォートと
呼ばれる薬味(西洋わさびにミルクが加えられているのだと思う)と一緒に頂くのが常です。
ツーンとくる独特の美味しさだけでなくて、量の多さがこの店の人気の理由になっているとか。
非常に洗練されたフランス・アルザスの庶民の料理を味わうならばここをお勧めします。
http://www.le-clou.com/
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