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内海域の生態調査

重油汚染された生態系の調査

1997年1月、ロシアタンカー「ナホトカ号」が日本海において座礁し、大量の重油が日本海沿岸に打ち上がりました。流出事故を起こしました。流出した重油によって、沿岸域に生育する動植物に大きな被害をもたらしました。その重油の流出が磯に生育する海洋生物にどのような影響を与えたか、またその影響が解消されるまでにどれくらいの期間を要するかを調べるために、但馬自然史研究所や神戸大学内海域機能教育研究センターなどのメンバーが、1997年4月から毎年春と秋に、城崎郡竹野町の大浦湾および香住町の今子浦湾において生態系調査を行っています。




国際生物多様性観測年を迎えて

国際生物多様性観測は,1999年のブラジル地球サミットで採択された「生物多様性条約」に基づく国際的な研究調査で,日本も同条約を批准し,ロシア,豪州,東アジアなど13カ国がネットワークに参加しています.この調査では,ロシアからオセアニアに至る広大なベルト地帯を国際ネットワーク化し,5カ年(2001~2005年)で地域別の生物リストを作成するという壮大な目標が掲げられています.そのため,神戸大学・内海域センター,京都大学,東京大学などで研究チームを編成し,兵庫県竹野町大浦海岸において国際生物多様性観測年の沿岸域調査を行っています.