公開臨海実習Cコース(平成28年度)


平成28年9月19~22日

平成28年度の公開臨海実習Cコースが行われました。当初予定されていた実習船深江丸による海洋実習は,台風16号通過に伴う荒天(警報発令)により中止となったため,8月に観測した海上観測データの解析と,調査実習船「おのころ」による海洋実習を行いました。実習では,採取したプランクトンと底泥中の珪藻の顕微鏡観察,海洋観測データの解析などを行いました。参加学生は4名(徳島大学,岡山理科大学)でした。


【プランクトンの採集】

淡路島岩屋港でプランクトンを採集しました。


【プランクトンの観察】

採集したプランクトンを顕微鏡で観察,同定しました。


【過去の海洋測定データに基づく解析】

台風通過による荒天により,実習船深江丸での実習が中止になったため,過去の測定データを用いて解析のシュミレーションを行いました。


【珪藻化石プレパラート作製・観察】

大阪湾とその周辺で採取した堆積物に含まれる珪藻化石のプレパラートを作製し,顕微鏡で観察しました。


【調査実習船「おのころ」】


【透明度板を用いた透明度の測定】


【採泥器を用いた海底の泥の採取】

調査実習船「おのころ」に乗船し,神戸港と淡路市江崎沖の2箇所で,海色の記録,透明度,各種水質計測,採泥,プランクトン採集を行いました。


【発表会の様子】

解析したデータ,観察したプランクトン,珪藻化石のデータをまとめ,実習成果を発表しました。発表会後,教職員・学生とで発表内容や実習内容についてグループセッションを行いました。

<文責: 鈴木>