令和4年(2022年)9月12–16日
参加者 4名(東京海洋大学,静岡大学,京都工芸繊維大学,愛媛大学)
令和4年度(2022年度)の公開臨海実習Cコースが実施されました。実習では,淡路島岩屋港で採水と採泥を行った他,調査実習船「おのころ」に乗船し,採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,水質測定を行いました。採水,採泥したサンプルを用いて,海洋細菌の培養と観察,海産発光細菌を用いたバイオアッセイを行いました。
淡路島岩屋港で採水と採泥を行いました。
採水したサンプルを用いて海洋細菌の培養を行い,3日後に観察しました。
瀬戸内海の海洋環境について学びました。
調査実習船「おのころ」に乗船し,神戸市和田岬付近,大阪湾沖の瀬,淡路島翼港沖で採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,多項目水質計を用いた水質測定を行いました。
採集したプランクトンを顕微鏡で観察しました。
採取した堆積物に含まれる珪藻のプレパラートを作製し,顕微鏡で観察しました。
観測した海水の塩分、溶存酸素量,クロロフィル濃度,光量子量,濁度などのデータ解析を行いました。
採取した底泥が有毒性を示すかどうかを,海産発光細菌を用いたバイオアッセイによって評価しました。
海洋細菌の培養と観察,プランクトンの観察,堆積物中の珪藻の観察,多項目水質計を用いた水質測定と解析,底泥のバイオアッセイの結果をまとめ,実習成果を発表しました。