令和4年(2022年)5月14日-5月15日
参加者 3名(東北大学,総合研究大学院大学)
令和4年度(2022年度)の大型藻類培養技術ワークショップ Iを開催しました。初日は,マリンサイトの前の浜(田ノ代海岸)で海藻を採集し,マリンサイトにて培養に用いる海藻の選抜や組織観察,栄養組織からの単離を行いました。2日目は,神戸市六甲台地区の神戸大学理学部学舎に移動し,遊走子の単離を行った後,培養株の凍結保存を学びました。参加者は学部4年生2名(東北大学)と博士過程の大学院生1名(総合研究大学院大学)でした。
海藻類の多様性や生態,培養法について学びました。
マリンサイトの前の浜(田ノ代海岸)で緑藻ウスバアオノリ,ジュズモ属の1種,褐藻カヤモノリ,ワカメ,紅藻マクサ,シキンノリ,オオバツノマタ,オキツノリなどを採集しました。
海藻の組織切片を用いた単離方法を学びました。
アルコールランプを使ってパスツールピペットの先を細く伸ばし,単離作業で用いるキャピラリーピペットを作製しました。
ウスバアオノリ,ワカメ,カヤモノリの遊走細胞の単離を行いました。
海藻の凍結保存株の作製法を学びました。