令和5年(2023年)9月11–15日
参加者 7名(東京大学,お茶の水女子大学,名古屋大学,北九州市立大学,東洋大学,立命館大学)
令和5年度(2023年度)の公開臨海実習Cコースが実施されました。実習では,淡路島岩屋港で採水と採泥を行った他,調査実習船「おのころ」に乗船し,採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,水質測定を行いました。採水,採泥したサンプルを用いて,プランクトンの観察,海底堆積物の観察,海洋細菌の培養と観察,海産発光細菌を用いたバイオアッセイを行いました。
採水したサンプルを用いて海洋細菌の培養を行い,3日後に観察しました。
瀬戸内海の海洋環境について学びました。
調査実習船「おのころ」に乗船し,神戸市和田岬付近,大阪湾沖の瀬,淡路島翼港沖で採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,多項目水質計を用いた水質測定を行いました。
採集したプランクトンを顕微鏡で観察しました。
採取した堆積物からスミアスライドを作製し,堆積物中に含まれる珪藻の被殻やディクティオカ藻の骨片を顕微鏡で観察しました。
観測した海水の塩分、溶存酸素量,クロロフィル濃度,光量子量,濁度などのデータ解析を行いました。
採取した底泥が有毒性を示すかどうかを,海産発光細菌を用いたバイオアッセイによって評価しました。
海洋細菌の培養と観察,プランクトンの観察,海底堆積物の観察,多項目水質計を用いた水質測定と解析,底泥のバイオアッセイの結果をまとめ,実習の成果発表会を行いました。