大学・施設名 |
関係各方面への要望事項 |
北大・厚岸臨海 |
・臨海実験所の野外ステーションとしての位置づけ。学部附属からの脱却 → 大学院化 |
北大・室蘭海藻研 |
・研究員と職員の不足が深刻 → 文部省の非常勤研究員、リサーチアシスタント、ティーチングアシスタントの採用人員数特別枠を設けて重点的に配分して欲しい。 |
・実験所で短期・長期に研究を希望する内外の研究者の旅費・滞在費を、文部省や母体大学で支給できるような特別の予算枠をもうけて欲しい。 | |
東北大・浅虫臨海 |
・海産無脊椎動物ハイブリドーマバンクと遺伝子保存施設をもつ大学院附属の海洋生物学研究センター案を学内に向けて提出し、概算要求も理学部に採択されている。 |
・以上の実現への文部省の支持を得るため、所長会議や生物学教室等の関係機関からその必要性を周囲の関係者に説明し、継続的な支援をお願いしたい。 | |
新潟大・佐渡臨海 |
・実験所などでも業績が問題となって来ているが、地方大学の実験所は元来そういうシステムになっていない。資本金数百万円の片田舎の家内企業に大企業並の製品を作れというようなもの。他の実験所はよくやっていると思う。 |
金沢大・能登臨海 |
・方向性や分野は教授次第。誰がきても良いように基本的な設備を充実させることが重要(例、RI室、DNAのオートシーケンサー、TEM、SEM、温度管理のできる大型水槽など) |
・技官は最低2人必要。・積極的に地域の教育・科学振興・啓蒙に努める。 | |
・これらの実現のため、文部省や大学に働きかける。 | |
信州大・諏訪臨湖 |
・専任教官が1人しかいない。スタッフ不足が最も深刻な問題。 |
・スタッフを増やし、組織を大きくするための情報の提供や支援をお願いしたい。 | |
茨城大・広域水圏センター |
・インターネットのLanが導入されていない。インターネット化が当面の課題 |
お茶大・館山臨海 |
・人的な拡充(専任教官、技官)・研究、教育、飼育のためのスペースと設備の充実。 |
東大・三崎臨海 |
・臨海実験所に対し、国際共同研究、国際公開臨海実習の経費の支援をお願いしたい。 |
・学際局の研究支援推進経費のようなシステムを臨海臨湖実験所のために作って欲しい。 | |
筑波大・下田臨海センター |
[空欄] |
名大・菅島臨海 |
[空欄] |
京大・生態学研究センター |
・特になし |
京大・瀬戸臨海 |
・特になし |
神戸大・内海域センター |
・センター化により教官定員1のところが5に増え、研究棟新設の要求をしているが、なかなか実現せず、スペース不足が深刻。 |
岡山大・牛窓臨海 |
・学生定員増に対応できるよう実習室を拡張して欲しい。 |
・研究機器充実のための予算の配分を望む。 | |
島根大・隠岐臨海 |
・生物学科の1講座、あるいは1分野として参加することを要請したい。 |
広島大・向島臨海 |
・分類・生態学から細胞生物学・生理学・分子生物学まで幅広くバランスのとれた海洋生物学。第1段階として学内の海洋生物学研究センターの設置、第2段階として地域横断的センター構想の実現。 |
高知大・海洋生物センター |
・現在、センター改組を計画中。黒潮圏の海洋環境保全と海洋生物多様性維持機構を2大テーマに全国共同利用施設化をめざしている。支援を願いたい。 |
愛媛大・中島臨海 |
[空欄] |
熊本大・合津臨海 |
・理学部生物関係の利用は皆無。利用者と研究業績を増やして存在意義を高め、注目されるようにしなければならない。しかし個人の努力には限界があり、困窮状態。 |
九州大・天草臨海 |
・当実験所はこれまでフィールド中心の生態学を行ってきたため、野外の採集用具は充実している。しかし物質循環などの測定に必要な分析機器はほとんどない。 |
・これらの方面で先行している関係諸機関に対し、技術移転などの教育研修会をお願いしたい。 | |
琉球大・熱生研センター |
・外国人研究員との共同研究の企画・調整及び諸外国との学術交流、国際共同研究の企画・調整・運用のための国際共同研究分野増設を働きかけている。 |