2004年度 特別演習 第2グループ                   (2004.05.26〜06.16)

 『環境調和型の部材リユース可能な建築構造の試み

  【内容】

1) 部材を組合せて,組立・解体の可能な建築構造空間(屋根・基礎を含む)の模型を作製.
  ただし,プラモデルのような既製品そのものを使っての作製は不可.
2) 大きさ:
   内容積:10,000cm3程度(例えば,立方体の無
空間の場合,1辺約22cm見当),
   外容積:30,000cm3程度.
3) 部材数は10以上とする.
4) 模型は堅固なベース(A3サイズの適度に剛な板で材質は問わない)上に設置.
5) 材料は,紙,木,ゴム,ビス,ピン類,などとする.
6) 講評会において作品発表・説明の際には,
@構造物(少なくとも部分 架構)の組立・解体を実演.
A静的外力に対する力学的安定性をチェック.自重や積載荷重のほか作用する可能性
 のあるあらゆる荷重に対し,下記の3点をチェック.

1) 構造物の部分および全体は,安定し抵抗できる.
2) 想定される外力に対して,構造物の変形は基本的に小さい.
3) 十分な鉛直方向耐荷性能を有している.
(鉛直方向の耐荷性能については、実荷重をかけて耐荷性能を調べる.
 なお,点載荷方式か,布載荷方式かは各自の想定に応じるものとする)

B風による吹き付けおよび吸い上げ荷重に対してもチェック.
C地震入力に対し,応答変位・変形は微小であること.
 耐震性があり最悪崩壊しないこと.

(構造物に積載荷重を載せ,シビアな加振振動数での水平加振試験を行う)

 

 
漆野・濱田
(優秀作品)
 
 

 
北村・土岐
 
 


 
高石・増岡
 
 


 
大久保・高橋
 
 


 
木村・林
(優秀作品)
 


 
間瀬・山本
 
 


 
大西・高畑
(優秀作品)
 


 
小林・永田
 
 


 
平井・松嶌