Synthetic approaches
動物の行動を理解するために,行動発現の基盤となる神経系の生理メカニズムについて研究しています.脳の設計原理を明らかにするため,神経細胞の数が少なく,ネットワーク構造が理解しやすい昆虫を題材にして,行動学,生理学,生化学,組織化学,分子神経生物学,ロボティクバイオロジーなど手法を使って総合的に研究を進めています.

トレッドミルを使った行動実験

アギトアリを使った脅威応答の行動実験

X線マイクロCTを使って,対象生物の身体を破壊することなく,筋骨格系,神経系,内分泌線などの3次元構造を解析します.

行動制御にかかわる神経細胞の動作,ネットワークの動作などを調べます.

共焦点レーザー走査顕微鏡.神経細胞の3次元的な形態を観察します.

クロオオアリの脳のセロトニン抗体染色