Greeting
ご挨拶

高等学術研究院長あいさつ

本学は「学理と実際の調和」の理念の下、各学系における研究の強みを社会に活かし、「知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点」として進化・発展し、未来社会に向けた新たな課題の解決に資する経済的・社会的価値を創造するために、傑出した知と有能人材を創るとともに、社会実装につながる革新的なイノベーションを創出することを目指しております。

近年、急速なグローバル化やICT等の科学技術の発展とそれに伴う世界的なイノベーション競争の激化、カーボンニュートラルなどの地球環境問題や精神的・健康的な豊かさを重視するWell-beingなど、人々の価値観や社会的課題が急速に変化してきています。本学は、このような社会情勢を踏まえ、地域社会や企業から求められる実践的人材や将来の日本の研究力を支えるグローバルな卓越した基礎科学の研究者の育成を強力に推進しています。

このため、特定の総合的研究を推進する部局横断的な組織体である「研究アライアンス」を置くために令和元年10月に設置された高等研究院を発展的に改組し、本学の学術研究の推進を先導する国際的に卓越した研究者や本学の学術研究の推進に資する国際的に優れた若手研究者を置く「高等学術研究院」を、令和4年4月に設置しました。

新たな高等学術研究院は、これらの優れた研究者を選定し、育成・支援していくことを通じて、学長の主導の下に本学の特色及び強みを活かして、国際的に卓越した学術研究を推進するとともに、本学の研究力の一層の向上に寄与して参ります。

高等学術研究院長 木戸 良明