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お知らせ
お知らせ一覧
- 2025.4.14
- 理学研究科の末次健司教授が、4月20日午後7:30~放送のNHK総合「ダーウィンが来た!」に出演されます。 番組では、末次教授が発見した「ナナフシの卵が鳥に食べられてもなお、一部の卵は無傷で排泄され、その後孵化する」という研究内容も紹介されます。
- 2025.2.20
- 末次健司教授が、ラン科植物「コケイラン」を用い、光合成に加えて菌から炭素を獲得することが繁殖を促進する一因となることを明らかにし、その成果をThe Plant Journal誌に発表しました。 本研究は、本来独立栄養であるはずの植物が寄生生活を営むことに適応的意義があることを示す重要な事例です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2025.2.5
- 末次健司教授らの研究グループは、ナナフシにおいて稀に出現するオスが、形態的および行動的には正常である一方で、生殖機能を完全に失っていることを明らかにし、その成果をEcology誌に発表しました。本研究は、長い単為生殖の歴史の中で有性生殖がどのように退化していくのかを考察する上で重要な事例です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2025.1.24
- 末次健司教授が、牧野富太郎が発見し新属として記載した「コオロギラン」の生態を調査し、その属名の由来となった指状の付属物が受粉の上で重要な役割を果たしていることを明らかにし、その成果をPlants, People, Planet誌に発表しました。本研究では、牧野が注目したにもかかわらず100年以上その機能が不明であった構造が、生態的に重要な意義を持っていたことを示すものです。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2024.12.5
- 末次健司教授が、光合成をやめた植物「アマクサツチトリモチ」が送粉と種子散布の両方をアリやカマドウマに依存していることを明らかにし、その成果をEcology誌に発表しました。本研究は、一つの植物が同じ種の昆虫に対して送粉と種子散布の両方を依存していることを世界で初めて示した研究です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2024.8.8
- 末次健司教授が、イワタバコ科の低木「ヤマビワソウ」の小さな種子がバッタの仲間であるカマドウマによって食べられ、その糞とともに散布されることを発見し、その成果をPlants, People, Planet誌に発表しました。ホコリのように小さな種は昆虫に食べてもらうための適応として進化した可能性を示唆するものです。詳細はこちらのページをご覧ください。
- 2024.5.9
- 末次健司教授が、ワラジムシやハサミムシが植物の種子の運び屋さんとして活躍していることを発見し、その成果をPlant, People, Planet誌に発表しました。種子がこれほど小さな動物の消化管を通過して運ばれるとは考えられておらず、本研究が世界最小記録となります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2024.3.1
- 末次健司教授らが、新属新種の光合成をやめた植物「ムジナノショクダイ」を発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。日本から新種記載と同時に新属が設立され現在もその属名が認められている維管束植物は、最新のものでも1930年にまでさかのぼり、今回の成果は世紀の発見といえます。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2024.2.20
- 末次健司教授らが、送粉者を「殺す」唯一の植物とされてきたテンナンショウ属の1種において、その主要な送粉者が腐った花序を「育児室」としていることを解明し、Plants, People, Planet誌に発表しました。本発見は、騙しあいと助け合いが表裏一体であることを示唆しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 2024.1.24
- 前重伯壮准教授らの研究グループは、米国ハーバード大学、中国上海科学技術大学・南京医科大学との国際共同研究により、人体最大の分泌器官である骨格筋に超音波を照射することで抗炎症作用を有する細胞外小胞と呼ばれる粒子の分泌が増加し、免疫細胞の病的な炎症反応を抑制できることを発見しました。
- 2024.1.10
- 末次健司教授が、NHK・BS4KならびにBSで、それぞれ1月15日 (月)・22日 (月) 午後7:30から放送される「ワイルドライフ」に出演します。番組では末次教授の発見である「キノコを食べる蘭がキノコを食べるハエに受粉の見返りとして繁殖場所を提供していたこと」などが紹介されます。
- 2023.10.18
- 末次健司教授らが、マルハナバチの不在環境が、マルハナバチに受粉を託すはずの「アケボノシュスラン」の進化に与える影響を解明し、その成果をNew Phytologist誌に発表しました。マルハナバチ不在環境下で「アケボノシュスラン」は、全てアケボノシュスランとシュスランの雑種に置き換わっており、これがマルハナバチ不在環境での存続を可能にした主要な要因と推測されました。
- 2023.10.12
- 末次健司教授と鳥取大学の上中弘典准教授らの研究グループが、ラン科植物特有の発芽メカニズムを明らかにし、その成果をPlant Physiology誌に発表しました。一般的には種子発芽を促進するジベレリンの生合成を抑制することで、ラン科植物では発芽(ならびに菌根共生)が促進されることが分かりました。
- 2023.10.11
- 末次健司教授が、飛べない昆虫「ナナフシ」の長距離分散の証拠を遺伝解析により発見し、その成果をProceedings of the Royal Society B誌に発表しました。ナナフシの卵は鳥に食べられても、一部はふ化することから、鳥に食べられることで長距離分散している可能性が高いといえます。
- 2023.9.8
- 末次健司教授らの研究グループは、国内希少野生動植物種に指定されている「ハガクレナガミラン」として認識されていた植物の中に、日本では記録のなかった別の種が含まれていたことを解明し、その成果をActa Phytotaxonomica et Geobotanica誌に発表しました。
- 2023.8.28
- 末次健司教授が、光合成をやめた植物の写真絵本『「植物」をやめた植物たち』を出版しました。光合成をやめた植物の一生を丁寧に描いたもので、末次教授のこれまでの研究が分かりやすく解説されています。
- 2023.8.24
- 末次健司教授が、キノコを「食べる」植物が本来はキノコを利用するはずのハエに受粉の見返りとして繁殖場所を提供していたことを明らかにし、その成果をEcology誌に発表しました。
- 2023.8.03
- 8月31日(木)に、卓越教員シンポジウムを開催します。
- 2023.5.24
- 日経サイエンスの7月号で、末次健司教授の研究を紹介する特集記事が8ページにわたり組まれました。
- 2023.4.14
- 杉本泰准教授が令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。
- 2023.4.10
- 末次健司教授の研究が、4月16日(日)午後7:30~ 放送予定の NHK総合 「ダーウィンが来た!」で紹介されます。
- 2023.3.30
- 杉本泰准教授の国際共同研究プロジェクト紹介動画が、神戸大学公式YouTubeで公開されました。
- 2023.3.30
- 前重伯壮准教授らの研究グループが、骨格筋由来の細胞外小胞(エクソソーム)が免疫細胞の炎症反応を抑制することを発見しました。
- 2023.3.17
- 末次健司教授が、最も身近にみられるラン科植物「ネジバナ」の中に新種が含まれることを発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。
- 2023.3.3
- 杉本泰准教授がJST START事業のDEMODAY 2023にてオンライン研究成果報告を行います。
- 2023.2.28
- 末次健司教授らの研究グループが、絶滅したと考えられてきた光合成をやめた植物「コウベタヌキノショクダイ」を再発見し、その成果をPhytotaxa誌に発表しました。
- 2023.2.16
- 末次健司教授らが、葉が退化したラン科植物「クモラン」の光合成機能を解析した成果をNew Phytologist誌に発表しました。
- 2023.1.24
- 末次健司教授らが、アマミノクロウサギが植物の種子の運び屋として活躍していることを発見し、その成果をEcology誌に発表しました。
- 2023.1.12
- 杉本泰准教授の研究者紹介が、神戸大学ホームページResearch at Kobeに掲載されました。
- 2022.12.28
- 末次健司教授の研究成果が、神戸大学広報誌『風』Vol.20の[特集2 神大研究ズームアップ]に掲載されました。
- 2022.11.30
- 末次健司教授が、新種の光合成をやめた植物「キリシマギンリョウソウ」を発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。
- 2022.11.10
- 杉本泰准教授がオンライン配信の講演会で招待講演を行います。
- 2022.10.17
- 末次健司教授らの論文がNew Phytologist誌に掲載されました。
- 2022.10.17
- 善如悠介卓越教授就任記念シンポジウム「ビジネスプラットフォームの革新」が開催されます。
- 2022.10.14
- 末次健司教授の研究活動がナショナルジオグラフィックで紹介されました。
- 2022.09.12
- 令和5年度高等学術研究院卓越准教授・教授を募集します。
- 2022.05.30
- 令和4年度高等学術研究院卓越准教授・教授を決定しました。
- 2022.03.11
- 令和4年度高等学術研究院卓越准教授・教授を募集します。