令和6年(2024年)6月8, 15, 16日
参加者
海神丸コース:19名(学部1, 2, 4回生/神戸大学国際人間科学部・医学部・農学部・工学部・理学部・海洋政策科学部)
おのころコース:15名(学部1-4回生/神戸大学経営学部・経済学部・法学部・国際人間科学部・医学部・農学部・海洋政策科学部)
この授業では,瀬戸内海の自然環境とその変遷,人類との関わりの歴史などを海洋学,地球科学,生物学,化学,地理学,経済学などの見地から学びます。内海域がもつ海としての機能や特異性などを理解してもらい,将来の人間生活と海との共存,失われた自然の回復などについて考えてもらうことを目的として講義および実習を行っています。
令和6年度は,6月8日に講義を行い,6月15, 16日に実習を行いました。
6月8日(土)講義
6月15日(土)海神丸コース:乗船実習(深江キャンパス)
6月15日(土)おのころコース:乗船実習(内海域センター・マリンサイト)
6月16日(日)海神丸コース:実験・解析実習(深江キャンパス)
6月16日(日)おのころコース:実験・解析実習(内海域センター・マリンサイト)
海神丸コースの実習は,海事科学部附属練習船「海神丸」に乗船し,大阪湾の2地点で停船観測および側線観測を行いました。1日目の停船観測では,深度ごとの海水の水質測定,採水,採泥,プランクトンの採取を行いました。2日目は,側線観測での海水の塩分,水温,クロロフィル濃度などのデータ解析,プランクトンの顕微鏡観察,同定を行いました。
おのころコースは,1日目,内海域環境教育研究センターの調査実習船「おのころ」に乗船し,西宮付近と淡路島東浦沖でプランクトンの採取,透明度の測定,深度ごとの海水の水質測定を行いました。2日目は,プランクトンの観察と海洋観測データの解析を行いました。
<文責:星野>