平成28年9月12~16日
平成28年度の公開臨海実習Bコースが行われました。実習では、ため池と河川の生物群集に対する陸域からの資源供給(栄養塩やデトリタス)の重要性や、陸域~淡水域間の繋がりを学び、生態系間の繋がりに与える人的影響(土地利用や外来種の放逐)の検証を行いました。参加学生は9名(福島大学、筑波大学、岡山大学、島根大学、長崎大学、鹿児島大学)でした。
淡路島楠本川を上流・中流・下流の3サイトに分け,それぞれのサイトで水質測定,水生動物の採集を行いました。
採集した水生動物を分類群ごとに分け,同定しました。
淡路島の3つのため池で,溶存酸素量, pH, 電気伝導度, 透視度などの水質測定,水草採集,プランクトン採集を行いました。
採集した水草を同定し,押し葉標本を作製しました。
採水したため池の水などを濾過し,アセトンで抽出したクロロフィルの定量実験を行いました。
計測した水質データ,クロロフィル定量などの結果をまとめ,レポートを作成しました。
<文責: 鈴木>