公開臨海実習Bコース(平成29年度)


平成29年9月11~15日

平成29年度の公開臨海実習Bコースが行われました。実習では、ため池と河川の生物群集に対する陸域からの資源供給(栄養塩やデトリタス)の重要性や、陸域~淡水域間の繋がりを学び、生態系間の繋がりに与える人的影響(土地利用や外来種の放逐)の検証を行いました。参加学生は9名(山形大学、筑波大学、東京農工大学、東京工業大学、岡山大学、京都学園大学)でした。


【講義】

淡水生態系と沿岸生態系とのつながりについて学びました。


【ため池の水草採集】


【ため池のプランクトン採集】

淡路島のため池で,水温,溶存酸素量, pH, 電気伝導度などの水質測定,水草採集,プランクトン採集を行いました。


【水草の同定と標本作製】

採集した水草を同定し,押し葉標本を作製しました。


【淡路島楠本川(中流サイト)における水質調査と水生動物採集】


【淡路島楠本川(下流サイト)における水質調査と水生動物採集】

淡路島楠本川を上流・中流・下流の3サイトに分け,それぞれのサイトで水質測定,水生動物の採集を行いました。


【水生昆虫の同定作業】

採集した水生動物を分類群ごとに分け,同定しました。


【クロロフィル定量の実験準備】

採水したため池の水などを濾過し,アセトンで抽出したクロロフィルの定量実験を行いました。

 

<文責: 鈴木>