公開臨海実習Aコース(平成30年度)


実習日:平成30年8月20~24日
参加者:7名(北海道大学、岡山大学、東京理科大学、岐阜聖徳学園大学、甲南大学)

平成30年度の公開臨海実習Aコースが実施されました。実習では,スノーケリングによる海藻採集,海藻の押し葉標本作製,海藻の組織観察,ポリメ ラーゼ連鎖反応−制限酵素断片長多型(PCR-RFLP)法による緑藻アオサ類の同定,薄層クロマトグラフィーによる光合成色素の解析,調査実習船を使っ ての海洋実習,プランクトン観察,蛍光顕微鏡を用いた海藻の核と葉緑体DNAの観察などを実施しました。

 

海藻の多様性,生態系における藻場の構成や役割などについて学びました。


【海藻についての講義】


マリンサイトの目の前に位置する田ノ代海岸でスノーケリングと海藻採集を行いました。


【スノーケリングによる海藻採集】

採集した海藻を同定後,押し葉標本を作製しました。合計22種類の海藻標本を作製しました。


【採集した海藻の同定】

調査実習船「おのころ」に乗船し,淡路島岩屋沖で海色の記録,透明度や各種水質の計測,採泥,プランクトン採集を行いました。


【調査実習船「おのころ」】


【調査実習船による海洋実習】



【PCR-RFLP法の実験】

緑藻,褐藻,紅藻類などの光合成色素を抽出し,薄層クロマトグラフィーにより同定しました。


【海藻の光合成色素分析】

田ノ代海岸でプランクトンを採集しました。


【プランクトンの採集】

採集したプランクトンを顕微鏡で観察,同定しました。


【プランクトンの観察】


<文責:鈴木>