令和元年度(2019年度)公開臨海実習Cコース


実習日:令和元年(2019年)9月17~20日
参加者:4名(大阪大学,日本大学,神戸大学)


令和元年度(2019年度)の公開臨海実習Cコースが行われました。実習では,海事科学部附属練習船「深江丸」に乗船し,海水,底泥,プランクトンの採取を行った他,採取したプランクトンと底泥中の珪藻類の顕微鏡観察,海洋観測データの解析などを行いました。

 

大阪湾の成立や海洋環境について学びました。


【講義】

淡路島岩屋港でプランクトンを採集しました。


【プランクトンの採集】

海事科学部附属練習船「深江丸」に乗船し,大阪湾西宮沖と沖の瀬の2箇所で採水と採泥を行いました。


海事科学部附属練習船「深江丸」】


【採水】

観測した海水の塩分、溶存酸素量,クロロフィル濃度,光量子量,濁度などのデータ解析を行いました。


【海洋測定データの解析】

採取した堆積物中の鉱物の観察,母岩の推定,粒径評価を行いました。


【堆積物構成鉱物の観察】

採取した堆積物に含まれる珪藻化石のプレパラートを作製し,顕微鏡で観察しました。


【珪藻化石プレパラートの作製】

解析した各種海洋観測データ,観察したプランクトン,堆積物中の鉱物と珪藻化石のデータをまとめ,実習成果を発表しました。発表会後,教員・学生とで発表内容や実習内容についてグループセッションを行いました。


【発表会の様子】

 

<文責:鈴木>