令和元年度(2019年度)公開臨海実習Bコース


実習日:令和元年(2019年)9月9~13日
参加者:7名(京都大学,岡山大学,山口大学,長崎大学,九州大学,岡山理科大学,近畿大学)


令和元年度(2019年度)の公開臨海実習Bコースが行われました。実習では,ため池と河川の生物群集に対する陸域からの資源供給(栄養塩やデトリタス)の重要性や,陸域~淡水域間の繋がりを学び,生態系間の繋がりに与える人的影響(土地利用や外来種の放逐)の検証を行いました。

 

淡水生態系と沿岸生態系とのつながりについて学びました。


【講義】

淡路島楠本川を上流・中流・下流・河口部の4サイトに分け,それぞれのサイトで水質測定,水生動物の採集を行いました。


【淡路島楠本川(上流サイト)における水質調査と水生動物採集】


【淡路島楠本川(中流サイト)における水質調査と水生動物採集】


【淡路島楠本川(下流サイト)における水質調査と水生動物採集】

採集した水生動物を分類群ごとに分け,同定しました。


【水生動物の同定作業】

河川生態学について学びました。


【講義】

淡路島のため池で,水温,溶存酸素量, pH, 電気伝導度などの水質測定,水草採集,プランクトン採集を行いました。


【ため池の水質測定】


【ため池の水草採集】


【ため池のプランクトン採集】

採集した水草を同定し,押し葉標本を作製しました。


【水草の同定と標本作製】

水圏の一次生産量の推定法を学びました。


【クロロフィル定量の準備】

 

<文責:鈴木>