令和5年(2023年)2月21–25日
参加者 11名(岩手大学,東京農工大学,千葉大学,三重大学,京都大学,愛媛大学,大阪市立大学,北里大学)
令和4年度(2022年度)の公開臨海実習Dコースが実施されました。実習では,洲本市由良で海藻とプランクトンを採集し,マリンサイトにて観察,同定しました。調査実習船「おのころ」に乗船し,採水,透明度の測定,水質測定を行いました。採水した海水について,アルテミアを用いたバイオアッセイの実験を行いました。淡路島楠本川において,水質測定,水生動物の採集を行い,マリンサイトにて観察,同定しました。
大阪湾の海洋環境や海産藻類についての講義を行いました。
調査実習船「おのころ」に乗船し,淡路島東浦沖で多項目水質計を用いた塩濃度,溶存酸素,クロロフィル量,濁度,電気伝導度などの各種水質項目の計測,透明度板を用いた透明度の測定を行いました。
洲本市由良でプランクトンを採集しました。
洲本市由良で海藻を採集しました。
観測した海水の水温,塩分,溶存酸素量,クロロフィル濃度,光量子量,濁度などのデータ解析を行いました。
採集した海藻を同定し,押し葉標本を作製しました。
採集したプランクトンを顕微鏡で観察,スケッチしました。
採水した海水が有毒性を示すかどうかを,アルテミアを用いたバイオアッセイによって評価しました。
集水域を構成する生態系について学びました。
淡路市楠本川を上流・中流・下流の3サイトに分け,水質計測と水生動物の採集を行いました。
採集した水生動物を同定,個体数を計測し,EPT指数や多様度指数などを算出しました。