令和6年(2024年)9月2–6日
参加者 7名(近畿大学, 金沢大学, 大阪公立大学, 筑波大学, 東邦大学, 東北大学, 北海道大学)
令和6年度(2024年度)の公開臨海実習Bコースがマリンサイトで実施されました。実習では,淡路島楠本川とため池3ヵ所について,水質測定,水生動植物の採集を行い,河川やため池に生息する生物群集の基礎的な調査方法を学ぶと共に,河川の生物群集の摂餌機能群が流程とともに変化する仕組みや,土地利用様式がため池の生物多様性に及ぼす影響などを学びました。
集水域を構成する生態系について学びました。
淡路島楠本川を上流・中流・下流の3サイトに分け,それぞれのサイトで水質測定と水生動物の採集を行いました。
採集した水生昆虫などを同定し,個体数を計測しました。
淡路島のため池3ヵ所で,水温,溶存酸素量, 電気伝導度などの水質測定,水草とシャジクモ類の採集を行いました。
採集した水草とシャジクモ類の同定と,押し葉標本の作製を行いました。
楠本川とため池で観察した生物,解析したデータをまとめ,実習成果を発表しました。