令和6年(2024年)9月9–13日
参加者 5名(金沢大学,近畿大学,東京海洋大学)
令和6年度(2024年度)の公開臨海実習Cコースが実施されました。実習では,淡路島岩屋港で採水と採泥を行った他,調査実習船「おのころ」に乗船し,採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,水質測定を行いました。採水,採泥したサンプルを用いて,プランクトンの観察,海底堆積物の観察,海洋細菌の培養と観察,アルテミアを用いたバイオアッセイを行いました。
淡路島岩屋港で採水と採泥,プランクトンの採集を行いました。
採水したサンプルを用いて海洋細菌の培養を行い,3日後に観察しました。
瀬戸内海の海洋環境について学びました。
調査実習船「おのころ」に乗船し,神戸市和田岬付近,大阪湾沖の瀬,淡路島大磯港で採泥,プランクトンの採集,透明度の測定,多項目水質計を用いた水質測定を行いました。
採取した堆積物からスミアスライドを作製し,堆積物中に含まれる珪藻の被殻を顕微鏡で観察しました。
観測した海水の塩分、溶存酸素量,クロロフィル濃度,光量子量,濁度などのデータ解析を行いました。
採取した底泥が有毒性を示すかどうかを,アルテミアを用いたバイオアッセイによって評価しました。
海洋細菌の培養と観察,プランクトンの観察,海底堆積物の観察,多項目水質計を用いた水質測定と解析,底泥のバイオアッセイの結果をまとめ,実習の成果発表会を行いました。