平成29年度藻場モニタリングワークショップ


平成29年5月7-9日

参加者 4名

平成29年度の藻場モニタリングワークショップをマリンサイト、兵庫県洲本市由良(淡路島)、豊岡市竹野(日本海沿岸)で開催しました。初日はマリンサイトにて海藻に関する講義と標本作製・組織観察を行い、残る2日は環境省のモニタリングサイト1000プロジェクト「藻場」のモニタリング調査に参加しました。モニタリング調査は由良と竹野の2つのサイトで行われ、ワークショップ参加者はスノーケリングによる藻場の観察を行い、調査の現場を体験しました。2つのサイトを通して、モニタリング調査の基礎を学びました。参加学生は4名(鹿児島大学、神戸大学)でした。

【海藻の切片作製と顕微鏡観察】

緑藻アオサ類、紅藻フダラク、ベニスナゴの切片を作製し、顕微鏡で観察しました。表面観と横断面の観察に基づき、各種の同定方法や形態的特徴を学びました。

【海藻押し葉標本の作製】

観察した海藻や淡路島岩屋周辺で採集した海藻の押し葉標本を作製しました。

【講義の様子】

 藻場の構成や役割、藻場調査の方法などについて学びました。

【洲本市由良における藻場モニタリング調査】

 モニタリング1000プロジェクトにおける「藻場」の調査地の一つ「淡路由良サイト」にて、モニタリング調査に参加しました。調査作業の補助や、スノーケリングによる藻場の観察を行いました。

【豊岡市竹野における藻場モニタリング調査で調査機材を準備する様子】

 モニタリング1000プロジェクトにおける「藻場」の調査地の一つ「竹野サイト」にて、モニタリング調査に参加しました。

【豊岡市竹野における藻場モニタリング調査】

 スノーケリングによる藻場の観察を行いました。

<文責:鈴木>