平成29年6月6日-10日
奈良女子大学理学部化学生命環境学科の臨海実習がマリンサイトで行われました。 実習前半は海藻類を扱い、講義、採集、標本作製、緑藻・褐藻・紅藻それぞれの組織観察を行い、 後半は干潟と磯浜に生息する海岸動物を対象に、講義、採集、カニ類の行動観察、様々な動物の種同定・観察を行いました。
海藻類の進化・多様性,生態系における役割などを学びました。
緑藻アオサ,ミル,褐藻ネバリモ,ワカメ,紅藻キブリイトグサのプレパラートを作製し,顕微鏡で体構造や生殖器官,遊泳する生殖細胞(遊走子など)を観察しました。
洲本市由良で磯場に生育する海藻を採集し,マリンサイトにて押し葉標本を作製しました。
干潟に生息しているハクセンシオマネキがどのような行動を見せるのかを約30分間観察・記録しました。
生穂海岸(干潟)と大磯(磯浜)とで海岸動物を採集し,マリンサイトにて観察・同定しました。
砂粒の間に生息する微小な動物(間隙性動物),海藻に付着している動物,岩屋港で採集したプランクトンを顕微鏡で観察しました。
<文責:鈴木>