2022.4.1
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核融合関係課題
将来のエネルギー源として期待される核融合について,
喫緊の課題であるダイバータ熱負荷問題と
発展的な利用法である直接発電の研究を行っています.
ダイバータ熱負荷問題
核融合炉中でプラズマが接触する唯一の壁:ダイバータ板は
流出プラズマの巨大な熱負荷にさらされ,
これに耐えうる材料や熱負荷を低減する研究が盛んに行われています.
当研究室では,熱負荷低減に直接発電技術を応用する研究を行っています.
直接発電
核融合発電に本来備わっている高効率発電法の基礎研究です.
1990年代の百田博士等の提案を源流として,
当研究室が中心となって研究を進めてきました.
研究対象として以下の装置があります.
- カスプ型直接エネルギー変換器(CuspDEC)
- 進行波型直接エネルギー変換器(TWDEC)
- 二次電子放出型直接エネルギー変換器(SEDEC)
核融合科学研究所・筑波大学プラズマ研究センター・本学海事科学研究科と
共同研究を行っています.