神戸大学大学院 工学研究科 機械工学専攻
 構造機能材料学研究分野 (MM-3)

研究室の概要

 材料の物理的特性はその中に含まれる相(Phase)が何であるか,複数の相がどのような界面によって結合しているかによって大きく変化します。したがって,たとえ化学的な組成が同じ材料であっても,その材料内部の組織がどのように形成されたかによって,物理的な特性は大きく異なります。また,材料の表面は外界と接する特殊な界面であり,体内や極端な酸化環境のような特殊な環境のもとで材料の健全性を保つためには環境に合わせた表面状態を保たなければなりません。材料の内部組織がどのように形成し,どのような界面で接しているかを理解し,さらにそれらを好ましい形態へを制御することが材料の機能性を高め,新たなイノベーションを生み出す原動力となります。本研究室では原子レベルから目に見える広範囲なスケールについて,実験的,または計算科学的手法を用い,材料内部で起こっている組織形成とそれを支配している因子に関する研究を進め,組織形成を予測する技術開発を行うとともに,優れた物理的特性(機械的・電気的など)を示す新材料の研究開発を進めています。

News & Topics

2019.11.2-4
MATERIALS RESEARCHMEETING 2019にて2件の発表を行いました。

2019.11.2-4
M&M2019材料力学カンファレンスにて4件の発表を行いました。

2019.10.25-29
第10回日中高温強度シンポジウムにて3件の発表を行いました。

2019.9.16-18
CMD2019にて4件の発表を行いました。

2019.5.24-26
日本材料学会第68期学術講演会にて6件の発表を行いました。

2019.3.19-21
ESHP2019にて2件の発表を行いました。また,D1井原史朗君がYoung Researcher Awardを受賞しました。

2018.12.6-7
第56回高温強度シンポジウムにて2件の発表を行いました。

2018.11.24-12.1
2018 MRS Fall Meetingにて1件の発表を行いました。

2018.10.28-11.2
MMM2018にて8件の発表を行いました。また、M1天野裕太君がBest Poster Awardsを受賞しました。

2018.9.19-21
日本金属学会2018年周期講演大会にて2件の発表を行いました。

2018.9.3-5
材料機能特性アーキテクチャー研究会にて2件の発表を行いました。

2018.7.3
耐熱金属材料第123委員会にて1件の発表を行いました。

2018.5.26-27
日本材料学会第67期学術講演会にて5件の発表を行いました。

2018.4.1
ホームページをリニューアルしました。

2018.4.1
125室の予約システムが移行しました。詳細は125室扉に掲示してありますのでご確認ください。

2018.3.19
日本金属学会2018年春期公演大会にてB4永平和也君が優秀ポスター賞を受賞しました。