ご案内

設立の経緯

これまで紫外(UV)光源は主に水銀ランプが使用されてきましたが、国連環境計画(2003年~)、欧州RoHS(2006年~)、水銀条約(2017年8月発効)のもと、水銀添加製品は2020年までに製造,輸出輸入が原則禁止となりました。現在、UV光源の新たな研究開発が盛んに行われ、水銀フリーのLED、プラズマ励起方式、レーザーや水銀レスである冷陰極管(CCFL)方式等多くの光源技術・ランプがそれぞれの特徴を活かしビジネス展開を図ろうとしています。しかし、研究開発途上であるため、水銀ランプの機能・性能・コストを満たすことができず、また、産業への展開を充分に果たせていません。そこで、喫緊の課題として技術課題解決とビジネス展開のソリューションを見出すべく、企業の有志が「ともに学び・協働できる場」開設の重要性を認識し、「UV光源応用実証研究会」が令和元年12月1日に設立されました。

主な事業内容


■定例行事(会員対象)

1.勉強会や情報交換会等を定期的に開催
2.会員間での「UV光源応用展開」における現状の技術課題及びビジネス課題を共有化:  
 →専門家のプレゼンテーション  
 →参加者間でのディスカッション及び情報交換
3.研究開発技術・製品などの紹介4.勉強会での議論や検討内容のテーマ化  
 →テーマの深化のため幅広い交流の推進と情報収集  
 →情報交換・意見交換によるイノベーション探索
5.戦略仮説・コンセプト、あるいは事業構想の実効性検証として、概念実証(Proof-of-Concept: PoC)を参画希望会員間で協働実施  
 →技術的実現性の検討・検証  
 →効果効用の検証  
 →実用化までの技術的サポート  
 →ビジネスモデルの構築とコンサルティング 


■特別行事(一部一般に公開)

1.セミナー・講演会
2.見学会・外部交流会
3.日本フォトニクス協議会(JPC)との連携行事開催