ナノコーティングが再生する
環境未来都市共創拠点
街が抱える課題
阪神・淡路大震災から30年。
神戸市は復興の過程で集中的にインフラを更新したため、今後一斉に老朽化するリスクを抱えています。
また、紫外線や潮風の影響が大きく、建造物の寿命が短くなる傾向にあります。
さらに、産業活動に伴うCO₂排出の抑制や、インフラ管理・災害対応を可能にするエネルギー自給体制の構築が課題となっています。
環境への負荷
エネルギー不足
目指す街の姿
これまでの30年を見つめ直し、街を未来につなぐために。
私たちは「Re:Paint KOBE」というビジョンのもと、3つの理想をかかげます。
この街に新たな彩りを描き、神戸から世界へ、その鮮やかな景色を広げていきます。
世界を変える力は、ココ、ナノ。
Respect 今ある街を、大切に
神戸市は建物が密集する人口集中都市であり、大規模なインフラ更新は住民に影響を及ぼします。従来の「スクラップアンドビルド(壊して作る)」から、既存のインフラを守り、活かす「ストック型」の都市整備へと転換を図ります。
Redesign 環境と経済活動を、両立させる
産業のライフサイクルにおけるCO₂排出抑制と、資源ロスの削減を両立し、地球環境を守りながら経済成長も実現できる、持続可能な社会モデルをデザインします。
Regenerate 自ら、エネルギーを創り出す
インフラの管理・維持や緊急時に必要となるエネルギーを、既存の電力網に依存せずに作りだす、自立型エネルギー供給基盤を整えます。災害に強い街を目指します。

私たちの目標
街の課題を解決し、「美しく、強く、しなやかな環境未来都市」を実現するため、3つの目標を定めています。
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01
耐久性塗料の開発

紫外線や潮風など過酷な環境条件に耐えることができ、メンテナンス性に優れた塗料を開発します。高い耐久性によって再塗装の頻度を減らし、維持管理コストの削減を実現。海上や沿岸での対候性能を実証し、優れた経済性を示します。
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02
環境調和塗料の開発

環境負荷を低減しながら、性能は維持・向上する革新的な環境調和塗料を開発します。廃棄物由来の原料から塗料の製造が可能となり、資源循環型社会の構築にも貢献。CO₂排出量の抑制効果の確認、リサイクル原料からの製造コスト試算、生物への影響評価によりPoCを実施します。
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03
創エネ塗料の開発

災害時や非常時の都市機能の維持や、インフラIoT化による電源問題の解消をめざし、次世代のエネルギー創出塗料(創エネ塗料)を開発します。創エネ塗料により、水素生成システムや熱発電デバイスなど、外部電源に依存しない自立型エネルギー供給システムを実現します。
研究開発課題
各目標にアプローチするため、5つの研究開発課題に取り組んでいます。
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01
ナノ粒子を利用した低環境負荷塗料
廃棄シリコンをリサイクルしたナノ粒子を活用し、モビリティや建材向け高機能塗料を開発。30年相当の耐候性を実現し、メンテナンス負荷の低減と資源の有効活用を両立します。
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02
耐久性塗料の開発、創エネ塗料の開発
可視光と同等のエネルギー密度を持つ近赤外光に着目。この光を選択的に吸収し、住居の遮熱性能向上や、電気・熱エネルギーとしての転用に寄与する革新的な塗料を開発します。
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03
光触媒塗料の開発と水素生成デバイスへの応用
産業副産物である酸化鉄などを再利用した光触媒塗料を開発。塗膜自体が太陽光から水素エネルギーを生む電極となり、外部電源を一切必要としない、自己完結型水素供給インフラを実現します。
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04
有機・イオン複合塗料を利用した温度変化発電デバイス
電源確保の難しさがインフラ監視・防災センサ普及の大きな制約に。温度変化で発電する塗料は、設置場所でエネルギーを自給し、持続的モニタリングと安定した通信を実現します。
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05
ナノコーティング材料の環境影響評価
ナノ塗料の社会実装に向け、その環境負荷を多角的に分析。環境中での動態、蓄積性、生態系への影響などを評価し、革新的な機能性と高い安全性を兼ね備えた低環境負荷塗料の開発を支えます。



















