Q1. 所属は?
Q2. 研究にはどのような生物を用いているのですか?
Q3. 研究室のメンバーになるには?
Q4. 研究室はどこにあるのですか?
Q5. どんな学会で発表していますか?
Q6. 研究の話を直接聞きたいのですが

Q1. 所属は?
A1. 神戸大学 大学院理学研究科 生物学専攻 生体分子機構講座 細胞機能教育研究分野に属します。
同じ教育研究分野の三村グループ、深城グループ、近藤グループと一緒にセミナーや各種行事、飲み会等を行なっています。個性的だけど親切なメンバーが多くて楽しいですよ!!

Q2. 研究にはどのような生物を用いているのですか?
A2. 研究室では、主にコケ植物苔類に属するゼニゴケを用いて、分子遺伝学的解析、ゲノム解析、生化学的解析、ポストゲノム解析を進めています。
 ゼニゴケは,モデル生物として古い歴史をもちますが、植物のオルガネラゲノムとして、葉緑体(1986年)、ミトコンドリア(1992年)がもつ全ゲノム情報が解明され、2007年には植物の性染色体としてははじめてY染色体の全構造が明らかにされる、などゲノム研究の材料として用いられてきました。最近、陸上植物の祖先とも言える苔類に属し(基部植物)、進化的に重要な位置にいることから、全ゲノム解析の国際プロジェクトが行われ完了しました(2017年)。
 もともとゼニゴケは、生活環の大半を半数体で過ごすことに加え、雌雄異株で交配が可能なこと、培養速度が早いことなど、実験モデルとしての大きな可能性を秘めています。近年、我々は実験材料としてのゼニゴケに着目し、「アグロバクテリウムを介した簡便かつ高効率な形質転換系」や「相同組換えに基づくジーンターゲティング技術」等、数々の実験系を開発して来ました。多細胞生物でありながら酵母のような強力な分子遺伝学の実験系を持つ、優れたモデル生物として世界から注目されつつあります。詳しくはこちらを参照してください。

Q3. 研究室のメンバーになるには?
A3. 我々は意欲的な大学院生や博士研究員を募集しています。
分野の大学院生になるには、神戸大学大学院理学研究科生物学専攻の修士課程の入学試験(8月上旬と1月下旬)や博士後期課程の入学試験(8月下旬、12月上旬、2月上旬)を受けて合格する必要があります。詳しくはこちらを参照してください。興味がある方は、石崎にコンタクトして是非見学に来て下さい。また、学位取得予定者の日本学術振興会特別研究員制度などへの応募は積極的に支援しますので、石崎まで直接コンタクトしてください。
 石崎研もそうですが、セミナーなど多くの行事を一緒に行なっている三村グループと深城グループにも、多様な背景をもつ学生さんや研究員の方々が活躍しています。もちろん我々も他大学からの参加を歓迎いたします。

Q4. 研究室はどこにあるのですか?
A4. 理学研究科のC棟5階513号室が教員室、520号室が実験室、4階413号室が植物培養室となっています。詳しくはこちらを参照してください。

Q5. どんな学会で発表していますか?
A5. 主に日本植物生理学会、日本植物学会ですが、応用基礎研究は日本農芸化学会や日本生化学会でも発表する場合もあります。また、国際学会や小規模の研究集会での発表も奨励しています。

Q6. 研究の話を直接聞きたいのですが
A6. その他、質問があれば石崎までメールをください。大学院進学を考えている方、分属を希望する3年生の方、日本学術振興会の特別研究員などへの応募を考えている方、お気軽に石崎までご連絡ください。植物、コケ、進化、分子生物学に興味のある1-2回生の見学も大いに歓迎いたします。