ヒメアオノリ アオサ目 アオサ科 Blidingia minima (Nageli) Kylin |
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ヒメアオノリは冬から春にかけて潮間帯最上部の岩,フジツボ類,護岸堤のコンクリート等の上に生育する.藻体は叢生し,長さ5-10cm,直径5mm程度のほとんど枝分かれしない管状で,成熟したものでは先端が白くなっていることが多い.アオノリ属の種と似ているが,細胞がより小さいことで区別 できる.近縁の種として,より細い藻体を持つホソヒメアオノリ(Blidingia marginata (J. Agardh) Dangeard)も河口域を中心に分布している. | |||
生態
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さく葉標本
表面観
細胞はふつう直径7-8μm以下で,直径10μm以上あるアオノリ属と区別できる. | |