2024年12月18日 OB会2024参加人数少ないです.今週中,もう少し募集します.
2024年12月10日 OB会2024は12月28日(土),北新地の暁で開催します.場所と下ののリンク追加
2024年10月30日 2024年度OB会は12月28日(土)に開催します.日程UL
2024年10月30日 2024年度下半期MT日程UL
2024年4月25日 2024年度上半期MT日程UL
2023年5月22日 改装を始めました.
メンテナンス・停電等の理由で予告なくサーバーが停止することがあります.
本学タンデム加速器を用いた実験的研究を主に行っています.
(1)プラズマ診断のための重イオンビーム生成及び検出
大型のプラズマ実験装置において,プラズマ物理を理解する上でプラズマパラメータ(密度,温度,電位)の情報を知ることが必要である.イオンビームプローブ法はプラズマ中の電位分布を測定できる計測法であり,高エネルギーの重イオンをプラズマ内部に入射し,電離して出てきたイオンのエネルギーを測定する.密度の高いプラズマに適応するために,入射イオンの増加および,検出器の効率を増加させる必要があり,タンデム加速器を用いて高エネルギー重イオンを生成することで関連する研究を行っている.
(2)核融合プラズマ診断のためのガンマ線カメラの開発
核融合プラズマにおいて,反応生成物のヘリウムイオンは磁場によってプラズマ中に閉じ込められ,燃料の水素原子にエネルギーを与える.一方で,プラズマ・磁場の不安定性等によりプラズマから漏れ出して真空容器壁に衝突するヘリウムが存在する.プラズマに対抗している真空第一壁は低原子番号の原子が良いため,ベリリウムが使用される予定である.ヘリウムとベリリウムは核反応を起こし,ガンマ線を発生する.このガンマ線の発生場所および量を観測することで,プラズマの状態・核反応数に関する情報を得ることができる.このような計測をできるようなガンマ線カメラの開発を行っています.ガンマ線は,タンデム加速器で生成したイオンをターゲットに入射することで,核反応を起こして生成します.
(3)イオンビームグラフト重合法を用いた機能性高分子デバイスの作製
高分子材料に放射線を入射すると,炭素と水素原子間の共有結合が切れ,ラジカルが生成されます.このラジカルを起点に重合反応を行う放射線グラフト重合法に関する研究を行っています.グラフト鎖として機能を持った官能基を用いることで,機能性有機材料を作製することができます.我々は放射線として,タンデム加速器で生成したイオンビームを用いています.イオンビームは飛程が短い,面方向及び深さ方向の制御性が高ことから,高分子シート中に構造をもった機能性材料の作製を目指して研究を行っています.
第16回タンデム加速器およびその周辺技術の研究会は終了しました. 第32回タンデム加速器およびその周辺技術の研究会は終了しました.
タンデム加速器及びその周辺技術の研究会はこちら.
Japan CF(凝集系核現象)研究会
日本原子力学会