https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/20250403-66566/
https://doi.org/10.1038/s41598-025-91800-8
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsphotonics.4c01856
https://link.springer.com/article/10.1007/s12596-024-02441-5
https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ada1b6
https://www.nature.com/articles/s41598-024-78257-x
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/73/2/73_178/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/oubutsu/92/9/92_550/_article/-char/ja/
https://ssp.jst.go.jp/report/2022/k_vol079.html
https://aip.scitation.org/doi/abs/10.1063/5.0138101
〈撮影のため、マスクを外しております〉
https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ac7620
https://opg.optica.org/oe/fulltext.cfm?uri=oe-30-7-11789&id=470730
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0079632
https://www.chemistry.or.jp/journal/ci22p026.pdf
https://aip.scitation.org/doi/abs/10.1063/5.0060569
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0058518
https://www.osapublishing.org/oe/fulltext.cfm?uri=oe-29-15-24387&id=453356
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1361-6463/ac03ea
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0036313
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/69/10/69_727/_article/-char/ja/
神戸大学ほか日本エコ照明株式会社(本社:滋賀県草津市、代表取締役:桂 慶全)による共同研究体は神戸大学UV光源応用実証研究会におけるPoC活動を通じて、冷陰極蛍光管 (CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp) 技術を利用した殺菌効果の高い紫外光源の開発に成功しました。CCFLはかつて液晶ディスプレイやサインボードのバックライトとして広く利用されてきた安価な面型光源で、今回このCCFL技術を利用して殺菌効果の高いUVC波長を放射する紫外光源の開発を進めてきました。開発した光源は面型光源であるため、withコロナ社会における様々な殺菌の用途への応用が可能です。このような普及のハードルの低い殺菌用紫外光源の市場投入は産学によるSDGsの行動を一層加速することが期待されます。 本研究の特徴としては、紫外光源、特に発光波長が200~280 nmのUVC紫外光は酸素分子や窒素分子に良く吸収されるため殺菌効果が高いことにあります。殺菌用紫外光源は水銀ランプが一般的で広く用いられていますが、2017年8月に発効した水銀条約によって、ある一定量以上水銀を含む光源は将来的には製造・輸出・輸入ができなくなりました。近年、一般照明用の光源として普及しているLED発光波長の紫外化の研究が活発であり一部市場に出始めています。このような状況の中、われわれが開発した紫外CCFLは水銀条約における使用水銀濃度をクリアし且つ、発熱も少なく低コストであり、機器の形状の自由度が高く、大面積の照射にも適しているため、様々な殺菌が必要とされるシーンに利用できます。
【日経電子版】 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61863400S0A720C2LKA000/
【日本経済新聞】
https://www.nature.com/articles/s41598-020-68461-w
https://journals.aps.org/prapplied/abstract/10.1103/PhysRevApplied.14.014010
47TH IEEE PHOTOVOLTAIC SPECIALISTS CONFERENCE (PVSC47)がバーチャル開催され、博士前期課程学生の渡辺航平君は量子構造を利用した最新の太陽電池特性について「Up-converted photocurrent enhancement in modulation-doped two-step photon up-conversion」を発表しました。PVSC47は12の専門エリアからなり、各エリアから1件の学生発表に対してBest Student Paper Awardが授与されます。今回参加者は約1100人(内学生は46%)、発表論文は730件でした。世界最高峰の太陽電池の国際会議で超難関の優秀学生論文賞を射止めました。おめでとうございます!
https://www.ieee-pvsc.org/PVSC47/
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/1.5143534
社会人博士後期学生の田原和彦さん(神戸製鋼所)が日本材料学会の機関紙「材料」に投稿した論文“デュアルヘテロダイン干渉計により光源起因のノイズを低減したサブナノメートル精度ウエハフラットネス計測システム”(田原和彦、松岡英毅、甘中将人、喜多隆)が令和元年度日本材料学会論文賞を受賞しました。おめでとうございます!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/67/9/67_829/_article/-char/ja/https://iopscience.iop.org/article/10.7567/1882-0786/ab56ef
https://www.osapublishing.org/oe/abstract.cfm?uri=oe-27-24-34961
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/68/10/68_762/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/68/10/68_767/_article/-char/ja
SemiconNano2019が神戸ポートアイランドの神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにて9月24日から27日まで開催されました。会議では半導体ナノ構造の作製、物性、デバイス機能などについて議論しました。ポスター発表の論文について論文委員による評価の結果、博士後期課程学生の中山雄太君が、Best Poster Presentation Awardを受賞しました。おめでとうございます!
http://www.research.kobe-u.ac.jp/eng-photonics/semiconnano/
これまでの太陽電池に関する研究成果を集大成して「Energy Conversion Efficiency of Solar Cells」をシュプリンガー(Springer Nature Group)から出版しました。太陽電池のエネルギー変換効率にフォーカスして変換効率の物理を基礎から明らかにするとともに、いろいろな太陽電池構造や環境下での動作について具体的に解説しています。書籍版と電子版が用意されています。電子版は章ごとの購入も可能です。
下記のサイトからご購入いただけます。https://www.springer.com/gp/book/9789811390883
オランダのアイントホーヘン工科大学の応用物理専攻(学科)の学部学生から博士大学院の学生までの24名と引率の2名の教員が工学研究科を訪問され、電気電子工学専攻フォトニック材料学研究室および先端スマート物質・材料工学研究センターを見学されました。また、双方の学生教員によるプレゼンテーションを通 じて大学と社会の環境の違いや生活文化の話にまで話題を広げて意見交換し、交流を図りました。今回のアイントホーヘン工科大学のインターンシッププログラムは大学基金によってサポートされていおり、その基金には企業がお金を出しているということでした。また、一連の訪問先との一切の交渉や計画は訪問先ごとに学生自身が自分たちで担当を決めて計画していました。インターンシッププログラムの主体が学生自身であることやミーティングにおける好奇心あふれる積極的な質問など、参加した22名の本学教員・学生にも大いに刺激を与えた交流となりました。
YouTubeで昨年の未来世紀都市フェス2018での講演「太陽光エネルギー:地球のエネルギーを解放する」が視聴できます。再生可能エネルギーの必要性、太陽光エネルギーの利用と課題についてわかりやすく話をしています。
https://youtu.be/9AeOyQ9bL20?list=PLk-yX_aG7vJ-XN_3L98pdTvlzT4qK8mGe
福島高校2年生の鈴木君と國分君が研修旅行で私たちの研究室を訪問しました。遠方からご苦労様。太陽電池の勉強をいっぱいして、研究室の実験室や工学部の太陽光発電施設などを案内しました。両君の活躍を期待しています。
平成30年7月21日開催の公益財団法人日本材料学会半導体エレクトロニクス部門委員会平成30年度第1回研究会において、「Yb 添加Yttrium-Aluminum化合物による固体レーザー冷却」(中山雄太,寺田康太,原田幸弘,喜多隆)について発表し、学生優秀講演賞を受賞しました。http://algainn.jsms.jp/
https://www.nature.com/articles/s41598-018-19155-x
工学研究科では国際交流事業を加速するため、欧・米・アジアの主要大学と学術協定を拡大するとともに、教員の国際共同研究や学生のグローバル教育を推進するため積極的な交流を実施しています。特に最近では、「神戸グローバルチャレンジプログラム」において2017年にリンショピン大学(スウェーデン)に、今年は9月に国立台湾大学に学生を派遣する予定で進めています。本国際交流促進事業では、第3回となる国立台湾大学との学術交流ワークショップを7月17日と18日の両日に開催しました。今回は物質・材料光デバイスにフォーカスしたワークショップを開催し、台湾大からProf. Gong-Ru Lin、Prof. Chung-Hsin Lu、Prof. Jian-Jang Huang、Dr. C.-H. Chengをご招待するとともに大学院学生7名を招待して、最新研究交換のセッション、大学院生によるショートプレゼンテーションとポスターセッションを実施して研究交換と密な学術交流を図ることができました。また、交流会を通じて教育、研究、文化について大変楽しい時間を過ごせました。また継続して開催したいと思います。
「Lattices of exciton polariton condensates」について講演され、光励起で生成した励起子ポラりトンの凝縮を可視化する大変すばらしい内容でした。
私たちの研究室には学部4年生のSonghyun Nam君が配属され、量子ドット太陽電池の作製と評価を実施してもらいました。LabViewを使った計測システムの自作にも取り組みました。30日にはインターンシップ参加学生全員が成果を発表し、最後にプログラム修了証書が授与されました。タンマサート大学には20年ほど前に英語教育専門のSlindhorn International Institute of Technologyが設立され、グローバル教育を推進しています。今回の事業のその一環です。(写真左:左から、今回のプログラムリーダーの理学部の大西先生、喜多、Nam君、引率のSandhya Babel先生/写真右:成果発表会)
https://www.nature.com/articles/s41598-018-19155-x
http://journals.jps.jp/doi/10.7566/JPSJ.86.094710
http://www.nature.com/articles/s41598-017-05494-8
研究室から平尾くん、草木くん、中廣くんが研究成果を発表しました。また、平尾くんが発表した「低温キャップ InAs/GaAs 量子ドット超格子中間バンド型太陽電池における 2 段階光吸収の増強」が学生優秀講演賞に選ばれました。おめでとう。
http://algainn.jsms.jp/index.html
Shigeo Asahi (Kobe University, Japan)
Christopher A. Broderick (Tyndall National Institute, Ireland) Minoru Fujii (Kobe University, Japan) Yukihiro Harada (Kobe University, Japan) Fumitaro Ishikawa (Ehime University, Japan) Toshiyuki Kaizu (Kobe University, Japan) Shinya Kano (Kobe University, Japan) Tatsuo Maruyama (Kobe University, Japan) Hideto Minami (Kobe University, Japan) Takashi Nishino (Kobe University, Japan) Chiya Numako (Chiba University, Japan) Chiaki Ogino (Kobe University, Japan) Ryo Tamaki (The University of Tokyo, Japan) Tooru Tanaka (Saga University, Japan) Jun Tatebayashi (Osaka University, Japan) Mitsuo Umetsu (Tohoku University, Japan) Jiang Wu (University College London, UK)
http://aip.scitation.org/journal/apl
https://www.nature.com/articles/ncomms14962l
https://www.nature.com/articles/ncomms14962/metricsl
http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2017_04_07_02.html
10年、20年、30年先になるかもしれない「未来像」を現実のものとする研究に取り組む若き研究者を紹介する番組で、研究室で開発中の紫外光源について取り上げていただきました。研究室の実験風景やインタビューが中心の3分の短い番組です。
http://www.tbs.co.jp/program/mirainokigen.html
TBS:10月25日(日)23:09~(関東地域、愛知、岐阜、三重)
BS-TBS:11月1日(日)20:54~(全国放送)
2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生は、2014年4月より神戸大学自然科学系先端融合研究環重点研究チーム外国人研究者としてスマート物質・材料工学分野でご指導をいただいています。
来る7月に来日され、全学および関係先の皆さんおよび一般の皆さんを対象とした講演会を開催しました。
中村先生は、1979年から1999年まで日亜化学工業に勤務され、世界に先駆けて実用化レベルの高照度青色発光ダイオードを発明、開発されました。
その後渡米し、カリフォルニア大学サンタバーバラ校工学部教授として電子工学の研究を続け、2007年には無極性青紫半導体レーザーの開発にも成功されました。
中村先生は企業および大学で研究者として過ごされた間に、特許対価や産学連携の問題、特に日本における課題などを提起されています。
講演会の第1部では青色LED発明に纏わるこれらの課題とその後の状況についてご講演いただき、第2部では学生参加のパネルディスカッションを企画しました。
プログラム
第一部 司会:小川真人(神戸大学理事・副学長)
武田 廣 学長挨拶 (14:00~14:10)
ノーベル賞受賞記念講演 (14:10~15:20)「青色LEDの発明とその後」
中村修二 (カリフォルニア大学サンタバーバラ校工学部教授 兼 固体発光エネルギー電子デバイスセンター所長)
第二部 司会:喜多 隆(神戸大学大学院工学研究科 教授)
パネルディスカッション(15:30~17:00)「科学技術の創生と進化」
パネラー:中村修二、乙木洋平(株式会社サイオクス事業開拓室 部長)、
小川真人、Richard Taylor、森田栄太郎、花房祐樹
研究室から小島先生、原田先生、海津先生、加田君、笠松君、馬場君、長内君、廣田さんが研究成果を発表しました。また、加田君が発表した「InAs/GaAs量子ドット超格子太陽電池における高効率2段階光吸収過程」が奨励賞に選ばれました。おめでとう。
http://phys.ipps.kumamoto-u.ac.jp/HIKARI/index.html
(1)
応用物理学会関西支部平成26年度第2回講演会
「シミュレーションが先導するエレクトロニクス・フォトニクス研究 ~関西発イノベーションと若手からの発信~」
主 催:応用物理学会関西支部
URL http://jsap-kansai.jp/
共 催:神戸大学自然科学系先端融合研究環スマート物質・材料工学重点研究チーム
日 時:2014年11月12日(水)13:00~17:50
場 所:神戸大学瀧川記念学術記念交流会館
(2)
益田奨学基金国際交流事業
International Symposium on Recent Progress of Photonic Devices and Materials
主 催:神戸大学自然科学系先端融合研究環スマート物質・材料工学重点研究チーム
協 賛:応用物理学会、日本物理学会
日 時:2014年11月13日(木)~14日(金)
場 所:神戸大学瀧川記念学術記念交流会館
(3)
Advancement of Group IV Nanostructures Nanophotonics and Nanoelectronics
主 催:神戸大学自然科学系先端融合研究環スマート物質・材料工学重点研究チーム
共 催:日本学術振興会(日本-チェコ2国間共同研究事業)
日 時:2014年11月18日(火)~19日(水)
場 所:神戸大学瀧川記念学術記念交流会館
研究室から朝日さん、加田君、松村君、芝川君、渡部君が研究成果を発表しました。また、渡部君が発表した「低次元量子構造を利用したホットキャリア型太陽電池の提案」が学生優秀講演賞に選ばれました。おめでとう。
http://algainn.jsms.jp/index.html
平成26年7月26日開催の公益財団法人日本材料学会半導体エレクトロニクス部門委員会平成26年度第1回研究会において、「Dot-in-Well構造を用いた量子ドット太陽電池の室温二段階光吸収」について発表し、学生優秀講演賞を受賞しました。
日本から遠く離れたマドリッドで、神戸大学のロゴが入った50kWの集光発電実験施設が稼働中です。ミッドナイトブルーの空はレイリー散乱さえ拒み、太陽光発電には最適です。
神戸大チームは現地実行委員として大変多忙を極めましたが、550人を超える半導体研究者が世界各国から集まり、最新の研究成果について活発な議論をできたことは大変すばらし成果であったと思います。来年はフランスのモンペリエで開催されます。
このたび学生と一緒に太陽電池の入門本を書き、コロナ社から出版されました。太陽電池に関してはこれまでデバイスエンジニアリングの観点で書かれた教科書は山ほどあったのですが、発電を決めている要素を物理的な観点からじっくり眺めたものは残念ながらありませんでした。本書では太陽電池はなぜ「電池」なのか?という疑問に答えるところから始まり、最近話題のタンデム型、中間バンド型、光増感などいろいろなタイプの太陽電池について具体的に計算しました。また、太陽光を集光した時の特性変化や温度や曇りの影響についても取り上げることにより、どの要素がエネルギー変換を左右しているかを浮き彫りにしました。エネルギー変換効率の議論ではShockley-Queisserにより導かれたものを取り扱いましたので、熱統計的な要素にまで詳しく立ち入って議論するには至っておりません。その意味ではまだ不完全でありますが、今後の楽しみとしたいと考えています。
安野さんが18th International Display Workshops(IDW'11)において、「Effects of Argon Plasma Irradiation on Amorphous In-Ga-Zu-Ofilm Evaluated by Microwave Photoconductivity Decay Method」の発表を行い、ポスター論文賞を受賞しました
太陽電池研究に携わる多くの研究仲間が集いました(懇親会風景)
ドイツ・マックスプランク研究所名誉所長(シュツットガルト)Queisser先生と大変久しぶりの再会を果たしました。矍鑠としておられ、一点の曇りもない以前のままの大器な先生でした。15年前に超高速分光技術を勉強するために先生の研究室で客員研究員として滞在して以来の再会です。先生がWilliam Shockleyと共著で書かれた太陽電池変換効率の理論限界に関する論文はあまりにも有名です
平成22年12月10日-11日に大阪市立大学で開催された第21回光物性研究会において「希土類化合物半導体GdNにおけるバンド端光吸収の磁気光学特性」の発表を行い、奨励賞を受賞しました(平成22年12月22日)
・主催:神戸大学連携創造本部先端研究推進部門
・協賛:応用物理学会、日本物理学会、日本科学会、電子情報通信学会、IEEE Photonics Society Kansai Chapter
・日時:2010年12月2日(木) 10:00-17:40 および 3日(金) 9:00-17:20
・会場:神戸大学百年記念館 六甲ホール、神戸大学瀧川記念学術交流会館
WINPTech2010のプログラムはここからダウンロードできます。
平成22年10月29日に本学で開催されたThe 6th International Workshop on Nano-scale Spectroscopy and Nanotechnologyにおいて「Band-Edge Structure Induced by Ferromagnetic Spin Ordering in GdN Thin Films」の発表を行い、学生賞を受賞しました。
平成21年年12月19日に大阪工業大学で開催された日本材料学会半導体エレクトロニクス部門委員会平成21年第1回研究会において「希土類窒化物半導体GdNヘテロ構造の基礎物性」の発表を行い、学生優秀講演賞を受賞しました。
・主催:神戸大学連携創造本部先端研究推進部門
・協賛:応用物理学会、日本物理学会、日本科学会、電子情報通信学会、IEEE Photonics Society Kansai Chapter
・日時:2009年12月1日(火) 10:00-19:40 および 2日(水) 9:00-17:25
・会場:神戸大学百年記念館 六甲ホール、神戸大学瀧川記念学術交流会館
WINPTech2009のプログラムはここからダウンロードできます。
神戸大学のわれわれの研究室が中心となり、神戸大学、京都大学、大阪大学の連合で現地のお世話をさせていただきました。会議期間中に会場から部分日食がきれいに見えました。
『ナノテクを活用した薄膜Si太陽電池の開発と今後の動向』 【日時】 2009年6月18日(木) 10:40-12:10 【場所】 工学部2階 C2-201演習室 【講演者】 太和田 善久 氏 株式会社カネカ常務理事・工学博士RD推進部イノベーション企画部長 (大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター特任教授兼務)
工学研究科フロントのカネカシースルー太陽電池を背景に記念写真
12/1(Monday)
(1) MBE Materials and Quantum cascade lasers
(2) MBE Materials and Super luminescent diodes
12/2(Tuesday)
(3) MBE Growth of Nitride Materials for Photonic Device Applications
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◆◆ 第6回ナノ・フォトニクス技術セミナー ◆◆ 『量子ドットレーザーの開発とナノ構造光半導体材料』
David Mowbray (University of Sheffield, UK) "Development and Study of Quantum Dot Lasers for Telecommunications Applications"
Kenichi Kawaguchi (Fujitsu Laboratories Ltd.) "MOVPE growth of quantum dots on InP substrate for 1.55-μm optical device applications"
Takashi Kita (Kobe University) "Fine Structure Splitting of Isoelectronic Bound Excitons in Nitrogen-Doped GaAs"
平成19年11月17日-11月18日に神戸大学で開催された平成19年電気関係学会関西支部連合大会において「コラムナ量子ドットによる広帯域発光特性制御」の発表を行い、奨励賞を受賞しました。
「InAs/GaAs量子ドット自己形成過程のRHEEDシェブロン構造のその場分析とIn拡散効果」
In-situ RHEED chevron structure analysis of
self-assemble InAs/GaAs quantum dot growth and In diffusion effect
神戸大院工 工藤卓也,井上知也,喜多隆,和田修
【はじめに】自己形成InAs/GaAs量子ドット(QD)は半導体レーザなどの光通信用デバイスや単一光子,もつれ光発生デバイスに適した材料として注目されている.量子ドットの物性を精密に制御したり,デバイス特性を向上させるためには形状やサイズの制御が不可欠であり,QD自己形成機構が精力的に研究されている.しかし,QD成長過程を原子レベルで追跡した研究は少ない.本研究ではRHEEDを用い,QD成長中における回折点強度とファセット形状を反映したシェブロンパターン変化を解析し,その成長過程を精密に検証した[1,
2].今回はIn拡散過程の観察とAs分圧による影響を調べた.【実験と結果】試料作製にはMBE法を用いてGaAs(001)基板上に基板温度450℃,成長速度0.012
ML/sでQDをSK成長させた.As分圧は3.0×10-6 Torrと8.0×10-6 Torrである.QD成長中にその場でRHEED観察を行い,シェブロンテール角度の成長時間発展を調べた(図).その結果,QD形成過程には4つの成長領域が存在することを確認した[2].特に最後の成長領域ではAs分圧による影響が大きく,図に示すように2.6
ML以降においてストリークパターンが低As分圧のみに得られた.これはアイランドからフローバックしたIn原子の拡散が活発で,ぬれ層(WL)が原子レベルで平坦化したことを意味する.一方,高As分圧ではIn原子の拡散が抑えられるため,WLは平坦化せずストリークパターンは現れない.これらの結果はAFM表面観察結果と一致する.低As分圧において,2.3
MLでのアイランド密度は4.5×1010 cm-2であったが2.9 MLでは1.8×1010 cm-2に減少することが分かった.この密度の減少がIn原子のフローバックの糧になっていることを示している.またアイランドの消滅はシェブロン信号源が少なくなることを指し,この成長領域でシェブロン信号が弱くなる結果と一致する.一方,高As分圧では2.9
MLにおいてもアイランド密度は大きく減少しない.このときもシェブロンテール信号は弱くなっていることから,アイランド同士の合体によってシェブロン信号源が失われていると考えられる.[1]
工藤他,2006年秋季応物予稿,29a-ZF-2,p379. [2] 工藤他,2007年春季応物予稿,28p-Q-12,p346.
次世代のナノ・フォトニクス研究の新たな展開を探索するため、光応用、センシング、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーの各分野で活躍されている国内外の第1線の研究者を講師に招き、最先端の研究成果について討論するとともに、これからの新しい研究の展開方向を探索する。
【主催】 神戸大学連携創造本部先端研究推進部門 【協賛】 IEEE LEOS Kansai Chapter、応用物理学会 【日時】 2007年11月 1日(木) 10:00-20:00 および 11月2日(金)9:00-17:25 【会場】神戸大学百年記念館および瀧川学術交流会館
【内容・トピックス】 ・新ナイトライド材料(UCSB/中村修二先生、理科大/大川和宏先生) ・超高速フォトニクス(MIT/E. Ippen先生、ミシガン大/T. Norris先生) ・科学技術人材育成(東京農工大/覧具博義先生) ・部門成果ポスター発表(30件以上を予定) ・ナノバイオロジーとバイオフォトニクス(理研/杉本亜砂子先生、 コペンハーゲン大/A. Schulz先生、ミシガン州立大/F. Brandizzi 先生、 大阪大/柳田敏雄 先生) ・ナノ・バイオ材料の評価と加工技術(クイーズランド大/G.Hanson先生、 京都大/ 平尾一之先生) ・ナノ科学技術とイノベーション(ウルム大/K. Ebeling先生、理研/茅幸二先生)
医療などの幅広い分野で利用が期待できる深紫外光デバイスの実現を目指して、エレクトロルミネッセンス(EL)方式による高輝度発光デバイスを開発する。EL発光デバイスは極薄の絶縁層をトンネルして注入した高エネルギーな電子によって発光層に添加した蛍光物質を励起して発光させるものであり、従来のバンドギャップを利用した発光ダイオードの限界を打破して未踏の水銀レス深紫外光源を実現しようとするものである。
【代表機関】
㈱ユメックス
【プロジェクト・リーダー】
喜多 隆(神戸大学大学院 工学研究科 准教授)
The IEEE Lasers and Electro-Optics Society
The Inetrnational Conference on Indium Phosphide and Related Materials(IPRM)
2007、IPRM AWARD
授賞理由:
光電子集積技術研究の応用およびIPRM会議組織化への貢献
Application of outstanding research on OEICs and dedicated contributions for
successful organization of IPRM
「高分解能断面TEMによる埋め込み量子ドット形状のマルチアングル直接観測」
Multi-Angle Observation of Embedded Quantum Dot by Using High-Resolution
TEM
神戸大院自然科学1,神戸大工2,日立ハイテクノロジーズ 3 ○井上知也1,喜多隆1,2,和田修1,2,今野充3,矢口紀恵3,上野武夫3
【はじめに】GaAs基板上の自己形成InAs量子ドットは、量子情報通信に不可欠な単一光子源やもつれ光発生源として注目されている。特に量子情報通信に用いる量子もつれ光子対を生成するために、等方的な形状の量子ドットを作製することが最大の課題となっている[1]。InAs/GaAs量子ドットの形状は成長条件に依存して複雑に変化し、キャップする前のドットに対してSTMなどの観察により[-110]方向に伸びた異方的な形状などが報告されている[2]。しかしながら半導体中に埋め込まれた量子ドットの断面形状の異方性の報告は、断面TEMや真空中で劈開した面を観察する断面STMを用いたわずかな例があるのみである[3]。しかしこれらの方法では断面部位に依存して正確な断面を見ているかどうかは判断できない上、同一の量子ドットを多方位から観察し形状の異方性等を観察することは不可能であった。今回、FIBマイクロサンプリング法というまったく新しい手法を用いてピラー状に加工し、単一の埋め込まれた量子ドットの様子をマルチアングルで観測することに初めて成功した。特に[110]と[-110]方向から観察した高分解能格子イメージの詳細な解析を行ったので報告する。【実験と結果】
固体ソースMBE法によってGaAs(001) 上に基板温度460℃にてInAsを3.6 ML供給し、SKモードにより量子ドットを作製した。その後、同温度にてGaAsキャップ層を150
nm成長した。TEM試料は、FIBマイクロサンプリング法により一辺80 nmのピラー状に加工した。走査透過電子顕微鏡 (STEM)によりドットを観察しながら加工することで、単一のドットを捉えてピラーの中に切り出すことに成功している。[110]と[-110]方向から観察した結果、量子ドットが[-110]方向に長い異方的な形状をしていることが明瞭に確認できた。
これは埋め込まれた量子ドットをそのままの状態で観測した初めての結果である。また、歪分布やファセット面の異方性についても報告する。[1] R.
M. Stevenson et al., Nature 439, 179 (2006). [2] Xu et al. J. Appl. Phys.
98, 083525 (2005). [3] D. M. Bruls et al. Appl. Phys. Lett. 81, 1708 (2002).
提案アイデア:安全シュレッダー
概要:このシュレッダーでは、指などが巻き込まれるという事故を防止するために、形状を「引き出し」のような形にしました。これによる利点は、従来の形より安全性が高まり、また、他のオフィス機器に組み込み省スペースが可能となった事です。
写真の背景と受賞テーマは非常に関係があります・・・
提案アイデア:すばやく畳める折り畳み傘
概要:傘を畳む動作で,自動的に布部分が綺麗に畳めるような折り畳み傘を提案しました.原理としては,傘の折り目に形状記憶合金のワイヤを通し,その力を利用して布部分を畳むというものです.この発明の利点は,電源を必要としない機械仕掛けであることと畳むわずらわしさを取り除いた点です.
写真の背景と受賞テーマは関係ありません・・・