公開シンポジウム
ATCMってなんですか?
南極と広島をつなぐ平和・科学・環境の未来
広島ATCM 100日前企画 / 第5回神戸PCRC南極公開シンポジウム
ATCMってなんですか?
南極と広島をつなぐ平和・科学・環境の未来
日時:2026年2月11日(水・祝)午後1時30分~5時
会場:広島平和記念資料館地下1階会議室(1)
ATCM、エイ・ティー・シー・エムとは、南極条約協議国会議のことです。南極の平和や環境を守り、国際的な科学協力を進めるために、条約加盟国や国連機関などが協議を行います。
このATCMが32年ぶりに日本で開催され、2026年5月11日に広島国際会議場で開幕します。このシンポジウムでは、広島市民及び日本の皆さまに、ATCMをより身近に感じていただき、この会議で議論される課題とその解決が、日本や世界の平和、そして地球環境の保護にとっていかに重要であるかを学んでいただきたいと思います。
国際平和都市・広島からのメッセージを、ATCMに届けましょう!
シンポジウム詳細
| 日 時 | 2026年2月11日(水・祝)午後1時開場、5時までを予定 |
| 会 場 |
広島平和記念公園内 アクセスマップ 広島平和記念資料館地下1階会議室(1) フロアマップ *資料館東館の通常入口からお入りいただき、チケット売場に回らず直ぐに階段ないしエレベーターで地下1階にお越し下さい。地下1階へのアクセスは自由・無料です |
| 参加方法 | 対面参加とします。無料ですが先着60名程度ですので、早めのご登録をお願いします。このシンポジウムは、オンライン配信はされませんが、全編録画して、後日YouTubeで公開する予定です。 |
| 主 催 | 神戸大学極域協力研究センター(PCRC) シンポ事務局: pcrc.symposium.hiroshima2026 [at] gmail.com |
| 後 援 | 広島市、外務省、情報・システム研究機構 国立極地研究所、神戸大学六甲台後援会 |

ATCMの様子(2024年5月インド開催時)

国際平和都市・広島でのATCM開催

南極に生息するアデリーペンギンの行進
プログラム
| 13:00 | 開場
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| 13:30 | 開会
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| 13:45 | 第1部 講演会
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| 15:25 | 休憩 |
| 15:45 | 第2部 パネルディスカッション
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| 16:45 |
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登壇者紹介(登壇予定順)
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來田 真依子
(らいた まいこ)
大阪大学・准教授(2025年4月より) 神戸大学大学院国際協力研究科博士課程修了・博士(法学)、2022年より大阪経済法科大学助教・准教授、大阪大学では大学院高等司法研究科にて国際法を担当。海洋生物資源の保存と管理に関する海洋法の諸課題について研究。 -
広島市長(2011年4月より) 京都大学法学部卒業、1976年労働省入省、1989年在英国日本大使館一等書記官、2006年厚生労働省大臣官房総括審議官(国際担当)・国際労働機関(ILO)理事。 -
野木 義史
(のぎ よしふみ)
情報システム・研究機構 国立極地研究所長(2023年10月より) 神戸大学大学院理学研究科修了、博士(理学)、1989年気象庁気象研究所研究官、1994年より国立極地研究所にて助手、助教授/准教授を経て2012年より教授、2014-2015第56次南極地域観測隊長の他計4回南極地域観測隊隊に参加。 -
柴田 明穂
(しばた あきほ)
神戸大学教授(2005年4月より) 京都大学大学院法学研究科中途退学、1995年岡山大学法学部助教授、2001年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部専門調査員、2002〜08年ATCM日本政府代表団員、2016年第58次南極地域観測隊同行者。南極条約体制、北極国際法に関する著書・論文多数。 -
外 務 省(予定)
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鍋加 明希
(なべか あき)
広島県立広島叡智学園高等学校2年 同校の未来創造科で学び、地域の子どもたちや南極に関するイベント等で南極の自然や平和について発信。国際的に活躍する医療職を目指し、2025年7月にはタンザニアでの医療ボランティア留学にも挑戦。 -
南迫 勝彦
(みなみざこ かつひこ)広島県立広島叡智学園中学校・未来創造科主任(2022年4月より)「Well-being」「Environment」「Peace」などの概念探究型カリキュラムの開発に取り組む。2023年第65次南極地域観測隊同行者(活動報告)。2021年6月より内閣府地域経済分析システム(RESAS)委員会専門委員 -
高橋 晃周
(たかはし あきのり)
情報システム・研究機構 国立極地研究所・教授(2023年11月より)2001年総合研究大学院大学極域科学専攻修了・博士(理学)、2001年英国南極調査所研究員等を経て、2005年国立極地研究所・助教授/准教授。1998年より2024年まで計5回南極地域観測隊隊員・同行者。英国・韓国南極観測隊にも参加。 -
大下 隼
(おおした しゅん)
広島市立大学広島平和研究所・講師(2025年4月より) 早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了・博士(法学)、2021年在ウィーン国際機関日本政府代表部専門調査員、2023年IAEA理事会特別報告者。核兵器をめぐる国際法の諸課題を研究・教育。共著に、『国際機構〔新版〕』(岩波書店、2021年)
参加登録
登録期限:2026年2月9日(月)17時
このシンポジウムは公開ですが、会場席数の関係で、先着60名程度で受付を終了する予定です。そのため事前登録をお願いします。
参加をご希望の方は、お早めに、上のボタンより事前参加登録をお願いします。
ご予定に変更があった場合は、上記シンポ事務局連絡先までメールでご連絡下さい。
神戸大学PCRC南極公開シンポジウム・シリーズについて
神戸大学極域協力研究センター(PCRC)では、広島ATCMにむけて2021年より南極公開シンポジウムを開催してきました。
次回は、広島ATCM直後の5月22-23日に、兵庫県の淡路島にて、第6回のシンポジウムを開催する予定です。
その後も、2030年3月まで続くJSPS研究拠点形成事業「地球益実現にむけた南極ガバナンス研究」の下で、国内外で南極条約体制に関するセミナーやシンポジウムを開催していきます。
ご関心の方はHPにてフォローいただければ幸いです。
- 第4回公開シンポジウム 2025年 1月開催
もう一度考えよう!「平和と科学のための南極」 - 第3回公開シンポジウム 2023年 12月開催
コウテイペンギンから考える新・南極ガバナンス - 第2回公開シンポジウム 2022年 12月開催
変化する国際情勢と南極協力のゆくえ - 第1回公開シンポジウム 2021年 6月開催
南極条約60年と日本、そして未来へ