お知らせ


2023年11月13日

南極環境責任に関する国際ワークショップ(12月1日開催)の参加登録を開始しました!

PCRCでは、「南極ガバナンスの今後」と題した国際ワークショップを2023年12月1日(金)15:00より神戸大学で開催します。本ワークショップは、神戸大学国際協力研究科にて対面形式で開催されます。アジア4か国の法律家および政策専門家が神戸に集まり、南極条約および環境議定書の下での南極ガバナンスの将来について議論します。是非ご参加ください。Zoomウェビナーでの配信も予定しています。参加、視聴をご希望の方は、フライヤーをご覧いただき登録方法を確認のうえ、ご登録ください。このフライヤーはワークショップ開始まで定期的に更新されます。


2023年11月7日

柴田センター長の南極観光とコンセンサスに関する共著論文がアメリカ国際法雑誌に掲載されました!

柴田センター長と同大学客員教授として神戸大学に滞在していたこともあるKees Bastmeijier教授との国際共著論文が「アメリカ国際法雑誌(American Journal of International Law)」に掲載されました。本論文は、Kees Bastmeijier教授や米ウィルソンセンターのEvan Bloom上級研究員など、これまでPCRCが招へいし、共同で南極条約研究を進めてきた成果をまとめました。ATCMにおけるコンセンサス決定の意義とその課題や、その決定過程について論述がなされており、その歴史と背景を詳細に検討する上で重要な学術的成果であるだけでなく、今後の南極観光活動規制に関するATCMのコンセンサスに基づく意思決定の難しさと解決策など、政策議論をも左右しうる内容となっています。国際法と国際関係に焦点を当てた英語の学術雑誌であり、国際法専門誌としては世界最高峰の雑誌に掲載された本論文は、重要かつインパクトの高い研究成果として注目されています。
◦DOI: 10.1017/ajil.2023.34
◦Wilson Centerによる紹介文 Wilson Center's annoucement


2023年11月6日

南極公開シンポジウム「コウテイペンギンから考える 新・南極ガバナンス」の参加登録受付を開始しました

来る12月2日(土)に神戸大学において開催する第3回南極公開シンポジウム「コウテイペンギンから考える新・南極ガバナンス」のホームページを公開しました。参加登録の受付を開始しております。現地参加定員は30名となっておりますので、ホームページでご確認のうえ、11月24日(金)までにシンポジウム事務局までご連絡下さい。なお、ZOOMウェビナーでのライブ視聴も可能で、事前登録は11月30日(木)まで受け付けています。皆様のご参加をお待ちしております。
南極公開シンポジウムHP:
https://polarresearch.org/antarctic_symposium2023/


2023年10月10日

特集「ロシアによるウクライナ侵攻と極域国際協力のゆくえ」が南極と北極の総合誌『極地』に掲載されました

稲垣治PCRC研究員がゲストエディターとして企画した特集「ロシアによるウクライナ侵攻と極域国際協力のゆくえ」が、一般読者向けに南極・北極での最近の新しい動きをわかりやすく伝える総合誌『極地』第59巻第2号(2023年9月)に掲載されました。この特集の目的は、2022年2月に開始されたロシアによるウクライナ侵攻が、南極と北極の国際協力、すなわち南極条約体制、南極における観測活動、北極評議会、北極先住民族組織、中央北極海無規制公海漁業防止協定などに対して与えた影響やその見通しを分析することにあります。本特集は、国際法学をはじめとするの専門家による7編の論文から構成されています。


2023年10月5日

柴田センター長とArCS II国際法制度課題メンバーが、2023 Arctic Circle Assemblyと第16回極域法シンポジウムで研究報告を行います

柴田センター長は、ArCS II国際法制度課題のメンバーである西本教授(東北大)、小坂田教授(中央大)、小島教授(中央大)、小林教授(小樽商科大)、そして若手研究者メンバーの稲垣研究員(神戸大)と鈴木氏(マギル大博士課程)と共に、また海外研究協力者であるKoivurova教授(ラップランド大)、Johnstone教授(アクレイリ大)、Shin副所長(KOPRI)、Flamm研究員(フランクフルト平和研究所)と共同で、アイスランド・レイキャビックで開催される2023年Arctic Circle Assembly (10月19-22日) とフェロー諸島トースハンで開催される第16回極域法シンポジウム(10月25-28日)において、セッションを立ち上げ、研究報告を行います。日本の国際法研究者がこれだけの数で両会議に参加するのは、恐らく初めてでしょう。柴田センター長は、加えて、アクレイリ大学極域法修士プログラムにて、北極及び南極ガバナンスにおける日本の貢献について、10月16日(現地)と11月27日(オンライン)で講義を行います。


2023年10月2日

南極公開シンポジウム「コウテイペンギンから考える 新・南極ガバナンス」を12月2日に開催します

2026年春に日本で開催される南極条約協議国会議(ATCM)にむけて、PCRCでは南極条約に関する公開シンポジウムを、毎年開催しています。第3回となる今回の主役は「コウテイペンギン」です。地球温暖化の影響で南極の氷が消失し、コウテイペンギンの繁殖が壊滅的影響を受けています。この問題を解決に導くために南極ガバナンスはどうあるべきか? 外交、生物学、国際法学の専門家が徹底的に議論します。現地参加希望は、早めにシンポジウム事務局までご連絡下さい。詳細及びプログラムはこちらからご覧いただけます。


Last updated November 13, 2023

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