緑藻 Green algae
ハイミルモドキ(ハネモ目,ミル科)
学名:Codium hubbsii E.Y. Dawson
生育地:低潮線付近から潮下帯の岩上。
淡路島での採集地点:田ノ代海岸,岩屋
生育時期:春季から夏季。*秋季から冬季については未確認
特徴:藻体は扁平で,岩の上を這うように広がる。直径5-10 cm。小嚢は円柱形で,頂端部の細胞壁が肥厚し,肥厚部にハチの巣状の小孔をもつ。
備考:オオハイミル(C. dimorphum)と共に,ハイミル(C. lucasii)と混同されてきたと考えられる。

【淡路市岩屋;2015年4月22日(写真:鈴木雅大)】
岩の上を這うように生育する。


【ハイミルモドキの小嚢(写真:鈴木雅大)】
小嚢は円柱形で,頂端部の細胞壁が肥厚し,肥厚部にハチの巣状の小孔をもつ。
参考文献
牛原康博 著.2008. 淡路島の海藻.自費出版.