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緑藻 Green algae

クロミル(ハネモ目,ミル科)

学名:Codium subtubulosum Okamura
生育地:潮下帯の岩上。
淡路島での採集地点:田ノ代海岸,大磯,佐野,江井,由良,阿万,津井
生育時期:1年を通して見られる。
特徴:藻体は基部近くを除き扁平。先端近くは円柱形に近くなる。叉状に分岐し,分岐する部分の幅が広い。高さ20-30 cm位のものが多いが,50 cmに達するものもしばしば見られる。小嚢は円柱形または棍棒形で,頂端部は丸いかやや平たい。

クロミル Codium subtubulosum

【淡路市岩屋田ノ代海岸;2019年8月29日(写真:鈴木雅大)】

クロミル Codium subtubulosum

クロミル Codium subtubulosum

【淡路市岩屋田ノ代海岸;2022年8月22日(写真:鈴木雅大)】

藻体は基部を除き扁平。叉状に分岐し,分岐する部分の幅が広い。

クロミル Codium subtubulosum

クロミル Codium subtubulosum

【クロミルの小嚢(写真:鈴木雅大)】

小嚢は円柱形または棍棒形で,頂端部は丸いかやや平たい。成熟した個体は,小嚢の中部に配偶子嚢を形成する。


参考文献
牛原康博 著.2008. 淡路島の海藻.自費出版.